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» 2009年09月25日 20時27分 公開

念じればキャラが動く 脳波で操作するゲーム「MindSet」、10月発売TGS2009

脳波でキャラクターを操るゲーム「MindSet」がゲームショウにお目見え。念じることでゲーム内の物を持ち上げたり、燃やしたりできる。国内では10月に発売する。

[小笠原由依,ITmedia]
photo 「MindSet」

 念じるだけでキャラが動く――「東京ゲームショウ2009」(9月27日まで、千葉・幕張メッセ)で、脳波でキャラクターを操作するPC用ゲームが展示されていた。米国のベンチャー企業NeuroSkyが開発した脳波を読み取るヘッドセット「MindSet」を利用したもので、会場ではゲームの体験も可能。米国では7月に発売しており、日本でも10月発売予定だ。

 MindSetは、ヘッドフォンにアーム状の端子が1本が付いた形状で、端子をおでこに付けて使う。左耳を覆うクッション部分には3つの金属端子が付いており、耳とおでこの電圧差から、脳波がリラックス状態か集中状態かを判別する。Bluetooth通信機能を搭載し、ワイヤレスヘッドフォンとしても利用できる。


photo おでこにアーム状の端子を当て、ヘッドセットを装着。左耳側に付いている金属端子もしっかり耳に当たるように装着する
photo 左耳側の端子

 記者は「NeuroBoy」というアドベンチャーゲームを試してみた。脳波でキャラクターを操作し、置いてあるアイテムを押したり燃やしたりできるゲームで、移動やアイテムの選択にはマウスやキーボードを使うが、物を押したり燃やすには脳波で念じる必要がある。

 箱を燃やすミッションに挑戦した。マウスで「燃やす」を選び、アイテムを選択していざ集中。だが、どうすれば集中力が高まるか分からず、集中度を示すバーが画面左側に表示されたものの一向に上がらない。とりあえず「燃えろ……燃えろ……」と念じてみたところ、集中度がぐんぐん上がり、箱が燃えだした。手を使ってプレイするゲームに慣れているだけに不思議だ。

photo 「NeuroBoy」のプレイ画面
photo 「NeuroBoy」のプレイ画面

photo 脳波をデジタルアートにする「ブレインウェーブ・ビジュアライザー」。画面右上に脳波全体の動きが、右下に集中度やリラックス度が、左側には脳波の中の波長の割合が表示される
photo 自分の脳波を元に、アバターを作れるゲームも。記者が試したところジャック・オー・ランタンのようなキャラクターが生まれた

 米国で発売した製品を日本語化したもので、MindSet本体と「NeuroBoy」などゲームソフト2本、対応ソフトの開発キットのセットで10月に発売する。価格は2万4800円。MindSet用ゲームソフトは、ダウンロード販売で増やしていく予定だ。

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