ソニーとSCE，65nm半導体量産で1200億円投資

2004年2月2日

　ソニーおよびソニー・コンピュータエンタテインメント（SCE）は2月2日（本日），次世代コンピュータエンタテインメント・システムに搭載する65nm半導体の量産に向け，200年度の第二期して1,200億円の設備投資を行うこと決定した。

　今回の設備投資は，既に決定済の総額約2000億円（2003年度から3年間の総額：2003年4月21日発表）の半導体設備投資の一部として実施されるもの。SCEIが長崎県諌早市に保有するSCE Fab2 1階クリーンルーム，およびIBMコーポレーションが保有する米国生産拠点イースト・フィッシュキル工場，株式会社東芝（同、東芝）が保有する同社大分工場新棟内での生産設備の拡充を図る予定だ。

　なおソニーおよびSCEでは，同設備の試験稼働開始を2005年前半，3拠点合わせて1万5000枚／月の生産能力を見込んでいる。

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