杉山淳一の「週刊鉄道経済」:
東海道新幹線60周年の節目に、さらなる未来を予想してみた
2024年10月1日、東海道新幹線は運行開始から60周年を迎えたが、2034年、10年後の東海道新幹線はどうなっているだろうか。リニア中央新幹線が開業しているとして、さらなる未来を予想してみたい。のぞみ12本ダイヤ、新駅構想、「N700S」の後継車両、自動運転について、考えてみた。(2024/10/12)
10年後の東海道新幹線はひかり・こだまはどうなる? 開業60年
開業から60年の節目を迎えた東海道新幹線。向こう10年は陸上輸送の最先端を走るが、70年の古希を迎える頃には、品川―名古屋を最速40分で結ぶリニア中央新幹線の開業が近づく。(2024/10/1)
杉山淳一の「週刊鉄道経済」:
成田空港と都心を結ぶ新構想 「押上〜泉岳寺短絡線」はどうなる?
成田空港の航空機の年間発着回数は、2024年度が25万回で、2040年代後半には50万回に達するという。旅客ターミナル容量は、現在年5700万人だが、年50万回発着時は7500万人になる。増強に対し、発着回数は滑走路の延伸と新設を進め、ターミナル容量については「ワンターミナル構想」が浮上した。(2024/8/10)
新幹線かと思ったら…… 道端で見つかった“そっくりすぎるもの”に13万いいね 「確かに似てるw」「それっぽい」
ディストピア感もある。(2024/6/26)
杉山淳一の「週刊鉄道経済」:
流浪のクルーズトレイン「THE ROYAL EXPRESS」が静岡、浜松へ JR東海に観光列車の幕が上がる
東急の観光列車「THE ROYAL EXPRESS」がJR東海に乗り入れ、2024年11〜12月に横浜〜三島〜沼津〜浜名湖〜静岡〜日本平を巡る。東海道本線を行き来しながら富士山の景色を楽しみ、東海道の歴史と景勝地を訪ねる。これはJR東海、東急、乗客、静岡県にとって、四方良しだ。(2024/6/15)
骨太方針に明記:
リニア全線開業「最速2037年」 再開発の機運がさらに高まりそう
11日に示された「骨太方針」原案には、リニア中央新幹線の全線開業時期として「最速令和19年」が明記された。(2024/6/12)
杉山淳一の「週刊鉄道経済」:
東海道新幹線の「品川駅折り返し列車」構想は、どうなった?
東海道新幹線に「品川駅折り返し列車」構想があった。東海道新幹線の品川駅構想は、元は国鉄時代にあったが一旦白紙となった。その後、JRグループ発足3年後にJR東海が品川駅構想を再起動。その結果、2003年に品川に東海道新幹線の駅ができた。駅はできたが、品川駅折り返し列車はない。なぜか。(2024/5/24)
東京「だけ」は勝つために:
山手線沿線の再開発が進む 「新宿、渋谷、品川」駅の工事はいつ終わるのか
鉄道会社も協力し、「東京」の世界的競争力を高めるべく、大規模な再開発が進んでいる。気になるエリアを実際に歩いてみた。(2024/4/25)
困るのはJR東海側?:
川勝知事が辞任しても、リニア着工は加速しないワケ
川勝知事が辞任したあと、リニア実現はどうなるのか? 解決していない問題はこれだ。(2024/4/18)
静岡県の川勝知事が辞職の意向を明らかに 新人職員への訓示で不適切発言
新人職員への訓示が「職業差別だ」などと批判されていました。(2024/4/2)
日本地図で「東京まで1本で行ける都道府県」に着色 → まさかの2県だけ白いまま!? 「知らなかった」の声
鉄道か飛行機1本で行ける道府県だけ塗りつぶしたら……?(2024/4/2)
品川駅西口に複合施設、29年度に開業予定 トヨタの新・東京本社も入居へ
京浜急行電鉄は3月22日、旧シナガワグース敷地(東京都港区)における「品川駅西口地区A地区新築計画」の事業化を決定したと発表した。羽田空港の近くかつ、リニア中央新幹線が停まる品川駅前のポテンシャルを最大限活用し「国際交流拠点としての品川」の実現を目指す。(2024/3/27)
製造マネジメントニュース:
トヨタの新東京本社が2029年度に開業、リースバックで入居する水道橋から品川へ
トヨタ自動車は、京浜急行電鉄と共同開発契約を締結している品川駅西口地区に「新東京本社」を開業すると発表した。2029年度内に、現在水道橋にある東京本社を移転する形での開業となる。(2024/3/25)
トヨタ、品川駅西口に新本社 2029年度に開業へ オフィスへのモビリティ実機持ち込みも可能に
トヨタ自動車は、2029年度に東京都品川区に新本社を開業すると発表した。京浜急行電鉄が所有していた品川駅西口地区の土地を取得し、新たなオフィス拠点を作る。(2024/3/22)
“アナログ規制緩和”に対応:
清水建設とアイダ設計が全社標準で導入、1台で現場全景を遠隔巡視するカメラ「Safie GO 360」
建設現場向けにクラウド録画カメラを展開するセーフィーは、固定設置型の定点観測カメラ「Safie GO」シリーズに、建設現場全体を1台で撮影する「Safie GO 360」を追加した。撮影した広角の映像は、360度上下左右に動かせ、隅々まで取り逃しがなく、施工品質の確保や労働災害防止に役立ち、2024年問題の解決や同年6月にも解禁される遠隔巡視に対応した建設ICTツールとなっている。(2024/2/14)
杉山淳一の「週刊鉄道経済」:
「真冬の5合目に電車で行ける」 富士登山鉄道に賛否両論
2013年に世界文化遺産に登録された富士山。登録時に指摘された課題の解決策のひとつとして、山梨県はLRT方式による「富士登山鉄道構想」を推進している。対して富士吉田市は電気バスを推している。それぞれのメリット・デメリット、そして観光地として、世界遺産としての富士山について考えてみたい。(2024/1/27)
杉山淳一の「週刊鉄道経済」:
JR東海、JR東日本、JR西日本、JR貨物がチャレンジする次世代エネルギー 実現までは遠くても、やらねばならぬ
JR東海が12月18日、鉄道車両向け燃料電池の模擬走行試験を報道公開した。燃料は水素で大気中の酸素と反応して発電する。燃料電池は水だけが出て二酸化炭素などは発生しないため、脱炭素動力の切り札ともされる。水素エネルギーへのJR4社の取り組みを紹介し、鉄道にとっての「水素」を考えてみたい。(2023/12/24)
杉山淳一の「週刊鉄道経済」:
「リニア中央新幹線」の静岡は、いまどうなっているのか 論点を整理してみた
JR東海が建設中のリニア中央新幹線だが、静岡県が着工を認めない。静岡県も知事も建築反対のように見えるが、賛成の立場だという。そこでいったん立ち止まって、リニア中央新幹線とは何か、現在の論点は何かを整理してみた。(2023/12/15)
働き方の「今」を知る:
土木建設にタクシー運転手──きつくても「人が集まり辞めない」企業の秘密とは?
人手不足が深刻化している。特に土木建設やタクシー業界など「きつい」イメージのある職種では採用に苦心する企業が多い。しかし、そんな中でも人が集まり辞めない会社がある。その背景には、どんな秘密が隠されているのか──?(2023/12/14)
プロジェクト:
品川インターシティが開業25周年、デジタル技術でダイバシティ―強化へ
日鉄興和不動産は、超高層大型複合ビル「品川インターシティ」の開業25周年に合わせて、品川エリアの発展に向けた街づくりのコンセプト「つなぐ・つながる街」を発表した。XRなどデジタル技術を活用したイベントを展開し、ビジネス用途だけではない品川のイメージを創造していく。(2023/12/6)
開業20周年:
なぜJR東海は品川に「新幹線」の駅をつくったのか
東海道新幹線の品川駅が、開業20周年を迎えた。これを機に、なぜJR東海が品川に東海道新幹線の駅をつくったのかを振り返ってみたい。(2023/10/26)
鉛を貫く磁場の計測に成功:
鉛が超低温で新たな超伝導状態、千葉大らが発見
千葉大学と独カールスルーエ工科大学で構成される国際共同研究チームは、これまで「第一種超伝導体」と呼ばれてきた鉛(Pb)が、超低温環境では「第一種超伝導体」ではないことを発見した。(2023/9/14)
プロジェクト:
「京急品川駅」地上化に伴う再開発 28階建て駅ビル2棟など、延べ37万m2で2025年度に着工
京急電鉄とJR東日本は、京急線「品川」駅の地上化に伴い、高層駅ビルなど3棟に建て替える計画を進めている。(2023/9/11)
杉山淳一の「週刊鉄道経済」:
「品川駅」改良の全体像が見えてきた 交通結節点としてどうなる?
京急電鉄とJR東日本が連名で品川駅周辺の開発計画を発表した。京急電鉄の地平プラットホーム化で生まれる上部空間にビルや低層デッキができる。これで品川駅周辺のまちづくりプランがそろった。そして品川駅は今後、リニア中央新幹線、東京メトロ南北線分岐線と、交通結節点としてもさらに便利になる。(2023/9/9)
経済の「雑学」:
「新宿駅」と「渋谷駅」はなぜ複雑になったのか
東京には巨大ターミナルが複数あるが、新宿駅や渋谷駅は非常に複雑化している。一方、東京駅は規模のわりには複雑さがないのはなぜか。その理由は……。(2023/8/9)
関西の主要な「未成線」:
実現してほしかった鉄道路線 関西の1位は?
住宅情報サイトを運営するLIFULLは、計画されながらも実現していない鉄道路線に関する調査を実施した。関西の主要な12の「未成線」で、実現してほしかった路線を尋ねた。(2023/7/29)
SFプロトタイピングに取り組む方法:
不動産大手にできない“まちづくり” スタートアップの秘策は? 未来の都市像を作家と語る
スマートシティーやメタバースなど便利に進化する「まち」の姿。それで本当にいいのか?――こう問いかけるスタートアップがあります。目指すまちづくりの将来像を取材しました。(2023/7/28)
長浜淳之介のトレンドアンテナ:
上野「ABAB」24年6月閉店の衝撃 かつて「渋谷109」のライバル なぜ苦戦したのか
東京・上野のファッションビル「ABAB(アブアブ)」上野店が2024年6月末で閉店する。かつては「渋谷109」の強烈なライバルとして勢いがあった。なぜ苦戦するようになったのか。(2023/6/30)
男女約5000人が回答:
「転職したい企業」ランキング、10位→1位は? 賃上げ企業が上昇
転職サービス「doda」を運営するパーソルキャリアは、転職人気企業ランキングを発表した。(2023/6/12)
東京商工リサーチ調べ:
不動産業が活発な街 3位「東京都中央区」、2位「さいたま市大宮区」、1位は?
東京商工リサーチは、企業データベース(約400万社)から、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の「不動産取引業」「不動産賃貸業・管理業」を抽出し、企業数が200社以上の131市区郡を各ランキングにまとめた。不動産業から見た「活気がある街」のトップは東京都港区だった。(2023/6/7)
長浜淳之介のトレンドアンテナ:
コストコさん、うちにも来て! 激化する誘致合戦 出店ラッシュはいつまで続く?
各地の自治体が、熱心にコストコを誘致している。どういった背景があるのか、各市町村の担当者に聞いた。モテモテ状態はいつまで続くのか。(2023/5/30)
古田拓也「今更聞けないお金とビジネス」:
高騰するマンション価格、2010年の約2倍に “バブル”はいつ弾けるのか
全国のマンション価格は13年前と比較して「ほぼ2倍」まで値上がりしている。長く“安全な資産”と見なされてきたマンション価格が、値下がりする時は来るのか。(2023/5/9)
25年度末に開業:
JR東、大井町駅周辺を開発 賃貸、ホテル、住宅が一つに
JR東日本は、東京南エリアのまちづくりの一環として4月から大井町駅周辺を開発する。東京の国際競争力向上と、国内外からの多様な人々の交流・流動の創出を図り、JR東日本グループの収益基盤を強化する狙い。(2023/3/16)
アルヒが発表:
愛知県で「本当に住みやすい街」 3位「丸の内」、2位「藤が丘」、1位は?
アルヒは、住宅専門家が愛知県の住みやすい街を厳選した「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2023 in 愛知」を発表した。(2023/3/16)
愛知県の「街の住みここち沿線ランキング」 2位「地下鉄東山線」 1位は?
大東建託は「街の住みここち沿線ランキング2022<愛知県版>」を発表した。トップ3は昨年と同じ結果となった。(2023/2/17)
首都圏人気駅ランキング、TOP3は神奈川が独占 1位の駅は?
くふうカンパニーは、22年7〜12月及び前年同期間における「首都圏人気駅ランキング」を発表した。1位は「橋本駅」、2位は「辻堂駅」、3位は「大船駅」と神奈川県の駅がトップ3を独占した。(2023/1/28)
もし沖ノ鳥島が大都会だったら……? それっぽい場所が名古屋で発見され話題
写真の場所を知る人からは「飛翔」がないことを寂しむ声も。(2023/1/17)
杉山淳一の「週刊鉄道経済」:
「便利」でもなく「楽しく」もない、そんなローカル鉄道はいらない
12月中旬、日本共産党は提言「全国の鉄道網を維持・活性化し、未来に引き継ぐために」を発表した。鉄道ファンとしてはとても心強い話だが、内容では「活性化」に触れていない。残せば地域が活性化すると考えているなら無責任だ。問われるべきは「鉄道を維持したらどういう未来が待っているか」なのだ。(2023/1/7)
大船「鯵の押寿し」(1380円):
大船名物「鯵の押寿し」はなぜ、関東風に“にぎり”、関西風に“押し”ているのか?
大正2年登場の超ロングセラー、大船の名物駅弁「鯵の押寿し」。これにはいまの時代にも相通じるアイデアが隠されていました。それは何かというと……。(2022/12/25)
大船「ちから弁当」(780円):
現役女子大生のユニークな発想が詰まった期間限定駅弁「ちから弁当」とは?
大船には、10年にわたって継続している地元の大学とのコラボ駅弁があります。ことしはどんな駅弁になったのでしょうか?(2022/12/24)
いわき「カジキソースカツ丼」(1000円):
小名浜美食ホテルは、なぜ「駅弁屋さん」になったのか?
駅弁は「ご当地感が全て」の存在。しかし福島・いわきには、ある理由でオリジナルの駅弁がない「空白の10年」がありました。そこで……。(2022/12/18)
越後湯沢「越後もち豚すきすき弁当」(1250円):
上越新幹線開業40周年! 記念弁当が各駅に登場
上越新幹線が開業40周年、新潟県内の駅弁店でも「記念駅弁」がいろいろ登場しました。そんな記念駅弁、いただいてきました!(2022/12/17)
妄想する決算「決算書で分かる日本経済」:
鉄道各社は苦況なのに、なぜJR東海は「大幅な業績回復」を成し遂げたのか?
JR東日本に限らず、鉄道各社の多くは厳しい状況にあります。しかし、そんな中で業績回復が一際早いのがJR東海として知られる東海旅客鉄道です。同じ鉄道事業者なのになぜ、違いが現れたのか? そのギモンを決算書から読み解き、JR東日本と比較しながら解説します。(2022/12/13)
黒磯「復刻版・九尾釜めし」:
黒磯駅の名物駅弁だった「九尾釜めし」、あの有名な釜めし駅弁との意外な共通点とは?
おや「陶器の入れ物」があの有名駅弁とそっくりです。その理由は……。(2022/12/11)
黒磯「九尾すし」(950円):
氷菓でおなじみのフタバ食品は、なぜ「駅弁」を作っていたのか?
氷菓「サクレ レモン」でおなじみフタバ食品は「駅弁」「駅そば」も手掛けていた ってへぇぇ〜!(2022/12/10)
宇都宮「駅弁発祥の地宇都宮 御弁当」(1500円):
宇都宮の老舗駅弁屋さんが語る、駅弁を未来へ繋ぐためのカギとは?
駅弁発祥の地の1つとされる宇都宮駅の駅弁は、この先どんな未来を見据えているのでしょう。トップに聞きました。(2022/12/4)
宇都宮「プレミアムヤシオマス弁当」(1200円):
創業130年! 宇都宮の駅弁屋さんが、焼き物のまち「益子」に移転する理由
150周年を迎えた日本の鉄道はいま、さまざまな変革のとき。それは「駅弁」も同じです。創業130年の駅弁店がとった決断とは……。(2022/12/3)
東武の新型特急キター 「スペーシア X」の製造工場へ潜入、アンナトコロコンナトコロまで公開
登場が楽しみー!(2022/11/30)
宇都宮「日光杉並木」(1000円):
列車の高速化、クルマ社会の拡大……唯一残った宇都宮の駅弁屋さんを救ってくれたものとは?
昔は「窓から」、特急や新幹線になって「売店や車内販売」、それも風前のともしびに……。今も頑張る駅弁店が見いだした活路とは。(2022/11/27)
宇都宮「復刻版とりめし」(1000円):
宇都宮で2000年代まで、駅弁の「立ち売り」が続いた理由
開業40年・東北新幹線は駅弁業者にどんな影響を与えたのでしょう。姿を消した「駅弁立ち売り」の熱い歴史を振り返ってみると……。(2022/11/26)