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レベルファイブ、ロボットに変形する新ハード発表?――「LEVEL5 VISION 2008」(3/3 ページ)

レベルファイブの日野氏は高らかに「ROID」と名付けられた新ハードのコントローラを掲げてみせる。でもこれ、なぜか変形しますよ……? 9月26日に国際フォーラムで開催された新作発表会には、7つの驚きが用意されていた。

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驚きその7:新ハード「ROID」?

初お披露目の新ハード! かと思ったら……(笑)

 そしてようやくここで、冒頭で紹介したなぜか変形する新ハード「ROID」について触れられた。レベルファイブの新たな挑戦として、新型プラットフォームとして、会場にやけに精巧に作られた新ハードのモックが運ばれてきた。日野氏は新ハードのコントローラを手に取り、「PS3、Xbox 360、Wiiにひけをとらない洗練されたフォルム、機体性能を持つ夢のハード」と、シンプルで使いやすいと太鼓判を押すが、実はここまでが半分ジョークを吹くんだ演出だった。新型ハードは現実では発売されることはない。この新ハード「ROID」は、インターネット内の仮想ゲームハードとして新事業の要として構想されたゲームポータルサイトというオチだった。

 「ROID」は未来のゲームマシンをコンセプトに設計された仮想ゲーム機型ポータルサイトで、「ROID」に登録することで仮想ゲームマシンが手に入り、世界どこからでもゲームを遊べる。サイト内で購入したゲームコンテンツはケータイとPC両方でプレイ可能で、オンラインゲームとモバイルゲームが融合したものを目指すとしている。ちなみに、この仮想の新ハード「ROID」は、ナビゲーションロボットとして変形し、分かりやすく仕組みを教えてくれるとのことだ。


 ステージにはこの変形した、これまたちゃんとリアルに造形された変形後のナビゲーションロボット「ROID」も登場し、マスコットキャラクターとしてシンボル的役割も果たすことが説明された。「ROID」用ゲームとしては、昨今の開発費高騰を受けて、よりリーズナブルにかつフットワークが軽く革命的なアイデアを発信するタイトルをそろえていきたいと日野氏は、自社開発力の幅広い活用をしようというのだ。

 「ROID」のネーミングコンセプトは、「Revolutionary Original Ideas Discovery」(革命的 オリジナルアイデアの発見)。新しい、未完成のアイデアを発信できる場になり、自由な発想のソフトが生まれることを願って命名された。今後は4月目処に正式サービスを開始し、その第1弾タイトルとして近未来プラモクラフト「ダンボール戦機」を皮切りに、「レイトン教授」シリーズのROID限定オリジナルストーリーなどを配信する予定となっている。なお、9月26日より準備サイトが、そして10月28日よりコンセプトサイトがオープンされる。

 「ROID」では、NTTドコモとエンターブレインと協力したコンテンツも用意。FOMA 901iシリーズや701iシリーズ以降でプレサイト・コンセプトサイトが対応しており、正式サービスにはFOMA 903iシリーズと703iシリーズ以降が対応するとしている。

「ROID」用ゲームを楽しむには、仮想ゲーム機型ポータルサイト「ROID」内にある「ROID ゲームストア」で手に入れることのできる仮想ゲームソフトを購入する。すると、「マイゲームズ」にコレクションされ、すぐに購入したゲームが楽しめる

 「LEVEL5 VISION 2008」では、10月9日から12日まで幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2008についても触れられた。今年もブースを出展するレベルファイブは、ゲームショウ最大級の330インチの巨大なシアターを常設し、新作紹介を行うほか、入場者にはレベルファイブプレミアム秘密ディスクを無料配布するとのこと。

NTTドコモより原田氏とエンターブレインから浜村氏が駆けつけ挨拶
「twe'lv」を中心に蔭山氏(右)と日野氏(左)がフォトセッション
会場への動線には「レイトン教授と最後の時間旅行」の試遊台が設置されていた

「レイトン教授と昼さがりのティータイム」や「レイトン教授と閉まらないかばん」(ともに11月下旬発売、税込1575円)といったパズルシリーズやストラップやフィギュアなども展示
「二ノ国」で同梱される本とソフト
「ダンボール戦機」のゲーム内で購入できるLBXの箱

やけに精巧な「ROID」のモック。USBの差し込み口が4つある。どうやらソフトを挿入すると、差し込み口とRの文字が光るらしい
そしておまけに変形します。これ、本当にこんなハード現実にあったら欲しいかも
(C)LEVEL-5 Inc.
※画面はすべて開発中のものです。


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