付き合ううちに性格が変わる おしゃべり時計「クロックマンiD」がやってきたうるさいけれど憎めないヤツ(1/3 ページ)

時間を教えてくれたり、教えてくれなかったりする“自称”時計のクロックマンに、性格が64通りに変化する新しい仲間「クロックマンiD」が登場。うれし恥ずかしながらお付き合いしてみました。

» 2011年12月01日 14時00分 公開
[山本恵太,ITmedia]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 「クロックマンとかけまして、天気がいい日の夜空ととく。その心は、どちらも光り輝くスターでしょう。うふふ」――ムダにおしゃべりで、機嫌が悪いと時間を教えてくれない時計「クロックマン」に新しい仲間「クロックマンiD」が加わりました。

 これまでクロックマンの性格は血液型別、関西弁バージョン、タイガースファンなどモデルごとに決まっていましたが、今回はユーザーとクロックマンとの付き合い方で性格が決まるのが特徴です。記者もうれし恥ずかしながらクロックマンとお付き合いしてみました。

クロックマンとの出会い

 ある日、いつものように席で仕事をしていると編集長が近づいてきてこう言いました。「最近さあ、時間管理ができてないんじゃない?」

四角くて黒い物体

 いきなり怒られてしまいました。確かに、いつまでたっても記事を書くのが遅いし、いつもお菓子を食べて1日中おやつの時間だし、帰るのも遅いし、寝るのも遅いし、思い当たる節は多々あります。なぜこのタイミングなのかは謎でしたが、きっと虫の居所が悪かったんでしょう。しょんぼりしていると、編集長は「君は腕時計もしてないし、これを使えばいいと思うよ」と四角くて黒い物体を渡してくれました。

 これはクロックマン! 「くれるんですか?」と聞くと、編集長は満面の笑みで答えました。「それで記事を書くスピードが上がるなら、安いものだよ」

 いい人やあ……。

 素晴らしい上司に巡り会えて良かったなあと感動しながら、早速初期設定をしてみます。今回のクロックマンは顔のパーツを自由に取り付けて、自分だけのオリジナルフェイスを作ることができます。配置や種類はいつでも変更可能で、クロックマンが別の顔にしてとリクエストしてくることも。

 目の場所や耳の形などを決めたら、日付や現在時刻、クロックマンが時計として働く時間(それ以外の時間は寝ています)や自分の誕生日を入力。最後に性格の選択ですが、クロックマンが「堅実・熱血・人情・クール」の性格に合わせて4つのセリフを言うので、その中から1つを選びます。筆者が選んだのは「ときにはクールに対応してもいいんじゃない?」というクールな性格のセリフ。ここで選んだ基本的な性格以外にも「辛党」「寒がり」といった細かい性格設定がありますが、初期設定では設定した時刻によって自動で決まります。

 

 初期設定が終わったところで、再び編集長がやってきてこう言いました。「設定できたようだね。もうそのクロックマンは君専用だから、君がレビュー書いてね! アディオス!」

 ……鬼や。でも上司の命令は絶対です。やるしかありません。

 自分を甘やかすな、苦難の道を選ぶんだ



 「うるせー!」と心の中で叫びつつ、クロックマンとのビターでスイートな日々は始まったのです。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  2. /nl/articles/2412/10/news133.jpg 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  3. /nl/articles/2412/12/news089.jpg フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. /nl/articles/2412/14/news081.jpg 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  5. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  6. /nl/articles/2412/15/news002.jpg 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. /nl/articles/2412/14/news038.jpg 「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
  8. /nl/articles/2412/14/news063.jpg 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  9. /nl/articles/2412/14/news002.jpg 【今日の難読漢字】「男衾」←何と読む?
  10. /nl/articles/2412/15/news024.jpg おじいちゃん「昔はモテた」→孫は信じていなかったが…… “今では想像できない”当時の姿が140万再生「映画スターのよう」【米】
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」