加齢臭ってどんなニオイ? 何に気を付ければいい?

加齢に伴って発生する臭いである「加齢臭」は、いわゆる汗の臭いとは違うものです。原因は何で、どういった対策があるのでしょうか。

» 2015年07月08日 06時00分 公開
[ITmedia]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
加齢臭ってどんなニオイ? 何に気を付ければいい?

 中年男性から臭う独特の臭いは加齢臭と言われ、女性から嫌われる原因の1つとなっています。体臭との違いや加齢臭の対策について紹介しましょう。

加齢臭と体臭の違い

 汗が皮脂や垢と混ざって発生する臭いや、わきが、足の裏の臭い、便秘や病気など、体臭にはさまざまな原因があります。加齢臭もそうした体臭の1つではありますが、特に加齢に伴い発生する臭いのことをそう呼びます。

 体臭は汗の臭い、アンモニアの臭い、などと感じることが多いですが、加齢臭はブルーチーズの臭い、古い本の臭い、ろうそくの臭いなどと言われるように、臭いにも違いがあります。

 また、体臭は個人差があり、鼻にツーンとくる臭いが我慢できないほど強いことがありますが、加齢臭は育った環境によっては気にならない人もいるものです。どういうことかというと、祖父母などと一緒に育っていれば加齢臭は慣れている臭いであり、また父親の臭いとも感じるので、それほど気にならない場合もあるのです。

原因となるノネナールを解消

 気にならない人もいる、とはいっても個人差があり、臭いには変わりはありません。改善にはある方法が簡単です。

 加齢臭の原因はノネナールという臭い物質です。ノネナールを消すことが臭いの改善につながります。対策の1つは清潔にすること。お風呂に入った時に、臭いが強い頭皮や首まわり、耳の裏、肩、背中などをしっかり洗うようにしましょう。ノネナールは水に溶けにくく肌につきやすいという性質があるので、ていねいに、きちんと洗うのがポイントです。渋柿石鹸などを使うとより消臭効果が期待できるようです。さらに、防臭・消臭シャツなども出ているので、服装にも配慮してみると臭いも違います。

 抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンE、リコピン、カテキンなどの成分を多く含む野菜や海藻、お茶などを積極的に摂ることも、臭いの対策になります。

 喫煙やお酒の飲みすぎは臭いを強くしてしまいます。健康のためにも、禁煙や適度な飲酒を心がけることも大切です。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2408/31/news036.jpg 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほどの変貌が379万表示「そこだけボッ!ってw」 半年後の現在について聞いた
  2. /nl/articles/2408/30/news121.jpg 「地獄絵図」「えぐすぎやろ……」 静岡・焼津市の地下歩道が冠水 “信じられない光景”にネットあぜん
  3. /nl/articles/2408/31/news073.jpg 「よくこんなものが……」 米不足でメルカリに米出品→疑問の声も 運営は“禁止出品物”に「然るべき対応」
  4. /nl/articles/2408/31/news025.jpg 次男に塩対応の柴犬、いよいよ次男の帰省最終日を迎え…… 本音が出た瞬間に「不意に泣かせるのやめて欲しい」と感動の声
  5. /nl/articles/2408/30/news017.jpg 最上位グレードのハイエースを“50万円の底値”で購入したら…… 驚きの実物に「ある意味最強」「正直、羨ましい」
  6. /nl/articles/2408/30/news188.jpg 実写「着せ恋」、キャストに物議 海夢の再現度が高すぎるタレントを推す声あがる 「逆になんであかせあかりさん以外の人……」
  7. /nl/articles/2408/29/news193.jpg 「なんで欲しいと思ったんですか?」 酔った勢いで購入 → 後日届いた“まさかの商品”に反響 「理性あったら買わないw」
  8. /nl/articles/2408/28/news142.jpg 明石家さんま、69歳バースデー迎え長男から幸せ呼ぶ“輝かしいプレゼント” 同席した元妻・大竹しのぶは「最高の笑顔でした」
  9. /nl/articles/2408/31/news084.jpg 仕事早いな! 大谷翔平の愛犬“デコピン”、大反響の始球式がさっそくTシャツ化 「こ、これは……」「欲しい!」と爆売れの予感
  10. /nl/articles/2408/30/news113.jpg 「これ600円なの?」 大谷翔平が長く愛用しているデコピンの“おやつ入れ”、始球式で注目「おそろだった」「真美子さんが選んだのかな」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  2. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  3. 「苦手な芸能人は誰?」 あのちゃん、女性芸能人を“実名で即答” 「ここ最近で一番笑った」「強すぎる」
  4. ホテルでチェックアウト、忘れ物で多いのは? ホテル従業員が教える「圧倒的に多い忘れ物」
  5. 乳がん闘病中の梅宮アンナ、抗がん剤治療で「髪の毛ほとんどなくなっています」 帽子かぶり「ああ、来たか」
  6. 「キティちゃんのお面だと思ったら……」 ひっくり返すと“まさかの正体”に11万いいね
  7. 「凄すぎる…」「ガチで滝」 “市ケ谷駅の冠水”が衝撃与える 階段に大量の水が流れる様子も…… 東京メトロに経緯を取材
  8. 「早すぎます」「一体なにが」 52歳ボディービルダー、訃報1週間前に最期の投稿で“人生初の試み” 恋人は「亡くなる数時間前まで普通にお出かけも」
  9. お盆で帰省した次男に、柴犬も猫もまさかの反応→どちらも豹変して爆笑 「涙出てきました」「おもろ可愛過ぎ(笑)」
  10. 着陸する戦闘機を撮ったはずが…… タイミングが絶妙すぎる1枚に「一部の専門家には貴重な一枚」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」