ダイエット成功の秘訣は「スケジュール調整スキル」――編集者・鳴海淳義さん(1/4 ページ)
話を聞いてみたいあの人に、生活習慣や健康のコツを聞く本連載。今回ご登場いただくのは、Naverまとめ職人&ブロガーとして名高い鳴海淳義さんです。
どんな世界にも「周りが放っておかない人」がいるものです。周囲を巻き込む能力が高く、常に幾つもの仕事を抱えていて、それでも忙しそうな素振りは見せずに遊びにも全力で取り組んでいるように見える人たち。本連載では、そんな「引っ張りだこな人々」に、普段の生活習慣や健康のために意識していること、毎日を自分のペースで過ごしていくコツについてお聞きしていきます。
今回お話を伺ったのは、Naverまとめ職人&ブロガーとして名高い鳴海淳義(なるみ・あつよし)さん。
鳴海さん、「スケジュール管理さえできれば、ダイエットは攻略できたも同然」って、一体どういうことですか?
- 連載「“引っ張りだこな人々”の習慣」過去記事はこちら
もう一度「泥臭いコンテンツ作り」を
――まずは昔のことから伺いたいんですが、鳴海さんってどんな子供でした?
中学までは野球少年でした。足が速くなかったので、ポジションはファースト(一塁手)。でも高校では部活に入らず、大学でもサークル活動はせずに家でテレビを見たり、読書したりすることが多かったです。当時は原田宗典なんかを好む文学青年?でした。
――大学は文学部ですよね。その流れで記者を志した?
ええ、学生時代は「本を出す仕事をしてみたい」とか「新聞社に入ろうか」と考えていました。結果的にjapan.internet.comやCNET Japan編集部で働くことになり、記者として取材、執筆、編集経験を積みました。記者になって5年ほど経ち、ある程度こなせるようになってきた頃は、ちょうど日本でもTwitterやFacebookが台頭し始めていたんです。記事を書く側ではなく、“流通させる、届ける、加工する”側で仕事するのも面白そうだと考えて、ライブドアへ転職しました。
そこからLINE NEWSなどに携わることができ、「書く仕事から届ける仕事」へと描いた通りの方向に進めました。現在はもう一度泥臭くコンテンツを作ってみたいと思い、書き起こしメディアを運営するログミーに所属しています。
激務+食レポでリバウンド?
――ネットメディアの編集者って何となく運動不足なイメージがあるんですけど。
確かにそういうイメージかもしれませんが、運動はむしろ好きなほうですよ。毎日する時間は確保できないものの、週1ペースくらいでジムに通ってますし、一時期はトライアスロンもしていました。ロードバイクには毎日でも乗りたいんですが……。
――ですが……?
今年の2月に書籍『やせたいならコンビニでおでんを買いなさい』を出したのですが、仕事が猛烈に忙しい時期で全然運動ができず、ちょっと体重が増えてしまったんですよ(笑)。本業と執筆のダブルの激務が重なり、ベスト体重の60キロ(身長170センチ)からは程遠い体重になってしまいました。これではロードバイクに乗る資格がないなと(笑)。
――ダイエットのために運動しているわけではない、と。
運動そのものが好きです。体重を落とすための手段として運動するのではなく、運動を楽しむために落とす派ですね。おでん中心の低カロリー・低糖質の生活に切り替えて、適度な運動をこなして、体重を落とすのが僕のスタイル。ちなみに、週1のジムでは筋トレから始めて、15分ほど大きな筋肉を動かして温めてから、ジムの外に出て10キロ前後のジョギングをしています。
――公私にわたって、食べるシーンが多そうなイメージがあります。
そうですね、どうしても外食に頼ることが多いです。それにブログでは食レポを期待されている気もするので、それに応えたい気持ちもあります。さらにはお酒も好きということもあり、極めて太りやすい環境です。もともと太りやすい体質なのも自覚しています。
でも書籍の中で紹介した通り、以前は73キロから62キロ台まで10.5キロほど落とした経験もありますし、今もちょうどダイエット中なので、おでんダイエットを本気で実践しているところです。
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