ついに登場した「UP3 by Jawbone」 1カ月使用レビュー(1/3 ページ)
心拍センサーを新たに搭載した「UP3 by Jawbone」。発売前の1カ月間触ってみて分かった使用感をご紹介します。
「UP3 by Jawbone」7月30日発売
何度かの発売延期を繰り返し、ユーザーからの期待も高まっていた「UP3 by Jawbone」(以下、UP3)がついに7月30日に発売された。カラーはブラックダイヤモンドとシルバークロスの2色で、全国の家電量販店ならびにオンライン通販ショップで購入可能。希望小売価格は2万5880円(税別)とのこと。
JawboneのUPシリーズといえば、ワイヤレスではないUP、Bluetoothをサポートして同期しやすくなったUP24と、筆者の中で睡眠サイクルの見やすさやアドバイスに定評があり、続けて買ってしまった活動量計である。これまで睡眠が気になるという方には、機会があるたびにUP24やUP MOVEをオススメしてきた。
既にUP24の後継モデルであるUP2が発売中だが、そこに心拍測定機能を追加し、パワーアップしたハイエンドモデルがUP3となる。一足早く1カ月ほど使わせていただいたので、その使用感をお届けしたい。
UP3の機能おさらい
UP3は、3軸加速度センサーのほか、バイオインピーダンス、心拍数、呼吸、電気皮膚反応(GSR)、皮膚温度、周囲温度の検知機能を備えた活動量計で、歩数、距離、運動強度、ワークアウト、活動の種類、アイドルタイム、活動時間、消費カロリー(活動時と休息時)、安静時心拍数を測定できる。
重さは29グラムと軽く、サイズは220×12.2×3.0〜9.3ミリ。手首回り140ミリ〜190ミリに対応する。従来は手首のサイズに合わせたデバイスの選択が必要だったが、UP3はフリーサイズなので1つで調整可能だ。
バッテリーには38mAhリチウムイオンポリマー電池を内蔵しており、最長連続動作時間は約7日間。付属の磁石式USBケーブルで充電する。本体にディスプレイはないが、睡眠(青)、運動(オレンジ)、通知(白)の3つのLEDを備えている。
睡眠サイクルの測定にはモード切り替えが必要だが、本体にボタン類はない。2回軽くタップしてUP3を起動(LEDを点灯)させたら、軽く長押しすると切り替わる。
測定データは専用のアプリ「UP」にBluetoothでワイヤレスに転送できる。アプリ上では、食事、飲み物、カロリー、重さ、栄養、水のデータを管理できるほか、友達とのデータの共有や、「デュエル」という新たな活動量の競争機能なども用意されている。
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