スマホ・PCのドライアイ、放置するとこんなリスクも!

スマホとPCの長時間利用によるドライアイには、目の不快感だけでないリスクもあります。

» 2016年04月21日 06時00分 公開
[石原亜香利ITmedia]
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 普段、PCやスマートフォンを長時間使った後に、目の疲れやゴロゴロ感、充血、目やに、目のかすれなどの症状が出たことはありませんか。

 もしこの症状があれば、ドライアイの可能性があります。このドライアイは、視力の低下につながる恐れもあるのです。

ドライアイ

スマホやPCの長時間利用で起きうる「ドライアイ」

 ドライアイは、PCやスマホなどでの作業の他、コンタクトレンズ使用、紫外線、乾燥、喫煙などの外的要因によってももたらされます。

 もっと詳しくいえば、涙の分泌量が慢性的に減少し、目の表面を潤す力が低下していくことに原因があるといわれています。

 症状としては、目の乾燥だけでなく、ゴロゴロした異物感がある、目が痛む、まぶしい、目が疲れるなど、あらゆる不快感が含まれます。また、目がかすんで、ものが見えづらくなることもあります。

ドライアイのリスクって?

 このドライアイ、進行すれば視力が低下する可能性もあります。重症化すると「シェーグレン症候群」という自己免疫疾患になることも。

 シェーグレン症候群とは、目が乾くだけでなく、全身が乾く病気のことで、口が乾燥したり、関節が痛んだりとさまざまな症状が起きます。

ドライアイ予防・対策法

 そんな事態を防ぐためにも、日頃からドライアイの予防・対策を実施しましょう。仕事柄、どうしても長時間PCに向かう必要がある人は、室内の乾燥に気を付け、まばたきをわざと増やしたり、画面に光が映りこまないようにしたりするなど工夫しましょう。

 目の疲れを感じたら、蒸しタオルをまぶたの上に乗せて小休止を。ただし、市販の点眼薬や洗浄液は適度に使用し、違和感があれば眼科を受診して医師が処方する薬を使いましょう。

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