ニュース

りゅうちぇる&杉浦太陽&中尾明慶、「イクメンオブザイヤー」受賞の3人が思う“パパの育児”とは(2/2 ページ)

こんなパパ最高だ。

advertisement
前のページへ |       

家族の笑顔を守るための努力は惜しまない ――杉浦さん

―― 授賞おめでとうございます。奥さんの反応は?

杉浦さん 「おおっ!」って驚いてました(笑)。前にも受賞させてもらってて(2012年に俳優部門で受賞)、で、もうすぐ4人目が生まれるのを控えたタイミングだったので、すてきな賞をいただいたなと。

―― 4人目のお子さんもおめでとうございます! 男の子だそうですね

advertisement

杉浦さん ありがとうございます。4人目ともなるとエコーとか見慣れちゃってて、お医者さんが性別を言う前に「男の子ですよね?」ってすぐに分かっちゃいました。

―― お名前はもう決まりましたか?

杉浦さん 決定はしてないですけど、今回は妻が決めることになってますね。兄弟とのつながりもありますし、もちろん“空”は入れようと思ってます。

―― 3人のお子さんも大きくなりましたよね。長女の希空(のあ)ちゃんはもう11歳ですが、この約11年を振り返って育児について思うことはなんですか?

杉浦さん 世の中の男性の育児貢献度が目に見えて上がっているように思います。どっしり座って、家事や育児は奥さんがやってという昭和のお父さんみたいな時代はもう終わってるなというのは感じる一方で、まだまだ奥さんの負担が多いのかなとも感じます。だからこそこういうイベントがあるのは、社会のいい刺激になっているのかなと。

advertisement

―― 希空ちゃんが生まれた当時は“イクメン”という言葉はまだ浸透していなかったように思いますが、実際今“イクメン”と言われてみてどうですか?

杉浦さん 僕も当時から特に意識はしていたわけではなくて、ブログに日々のことを思い出として書いてたらイクメンだねって言われるようになって。自分の中では、ただ過ごしやすい環境作りをするためにやってきたことが結果イクメンと呼ばれることにつながっただけで、「俺ってイクメンなの?」という感じですね。

―― 杉浦さんの中で目指している父親像はありますか?

杉浦さん 娘と息子によって違うんですけど、娘は今ちょうど思春期だし、同性で割と年も近い母親の方が接しやすかったりするんですよね。それがさみしかったりもするんですけど、でもその方が娘にとってもいいだろうし、相談事とか話したいことはママに、僕は外側から守ってあげるスタイルになりました。逆に息子はパパっ子で、僕が家に帰ると体にのし掛かってくるようなわんぱく盛りなので、娘をママに任せている分、僕は息子たちの子守を全力でする。もう1人増えますしね(笑)。体力作りは今後も続けていかなきゃなぁって。

―― 杉浦さんにとって“育児”を一言で表すと?

advertisement

杉浦さん 年々育児に対する考え方とかも変わってきてるからなあ、なんだろう。今のところだと、家族を笑顔にするための努力ですかね。家族の笑顔を守ることがどれだけ大変か、さらにその数が増えていくとなるといろいろ苦労もありますけど、その笑顔が仕事を頑張る原動力にもつながっています。

完璧じゃない、日々勉強の父 ――中尾さん

―― 授賞おめでとうございます。実際にイクメンと言われてみてどうですか?

中尾さん そんなにハードル上げないで、って思っちゃう。俺は完璧じゃないので、育児については勉強中だし、今でもまだ手探りでやっているんですよ。いつか、「俺はいい父親だったな」って思える瞬間がこの先訪れるのかすら分からない。そんな中、賞をいただいたので、せめてこの賞に恥じないよう、俺が思ういい父親ではいたいなと思っています。

―― 奥さん(仲里依紗さん)からは何かお言葉は?

中尾さん 「いいねえ~パパはそうやってさ~褒められてさ」ってうらやましがってました。

advertisement

―― 中尾さんが思う理想の父親とはどんな父親ですか?

中尾さん 理想は、心に余裕があって、どんなことも受け止められる器のでかさを持っている父親。でも、普段から「俺はおやじだぞ」って威張るのもなんか違うような気がしていて、俺も息子もお互いに何でも話せるような関係性でいたいなと思います。

―― 息子さんが5歳になって、なにかご自身の中で変化はありましたか?

中尾さん 子どもに考えさせられる質が変わってきたなと思いますね。赤ちゃんのときは夜泣きとかもあって体力的な大変さを感じてましたけど、5歳になるとまた違った意味で色々とでてきますよね。この間とか、幼稚園で友達とけんかをしたらしくて、そのときに父親としてどう接するべきなのか考えさせられました。僕も小さいころ、わりと友達とけんかしちゃうタイプの子どもだったので、「僕のせい(遺伝)かな?」って悩んだりとか。

―― そのときはどうされたのですか?

advertisement

中尾さん まず、息子の話を始めから最後まで聞きました。それでその後、とことん話し合う。やっぱり子どもがしてしまったことの責任は親にあるじゃないですか。だからどうしてけんかしたのか、ちゃんと話し合うことは大切だなと思っています。

―― 中尾さんにとって“育児”を一言で表すと?

中尾さん 修行ですかね。さっきも話しましたけど日々勉強、手探りなんですよ……。ただ、子どもが産まれて家庭が明るくなって、今までになかった幸せがたくさん生まれて、毎日すごく充実してると思います。いずれ大きくなって、家を巣立っていく日が訪れると思うんですけど、それまでは存分に楽しみたいと思っています。その前に僕が家を追い出されないようにしないと(笑)。

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.