レビュー

電車が「笑う」、そして「照れる」! 西武鉄道の新型特急「ラビュー」の隠し機能が超かわいい月刊乗り鉄話題(2019年2月特別編)

西武鉄道のキャッチフレーズは「スマイル」ですから。

advertisement

 西武鉄道は2月14日、2019年春に運行を開始する新型特急電車「Laview(ラビュー)」(関連記事)を報道機関向けに公開、試乗会を開催しました。

 その詳細は後日あらためてお伝えしますが、今回は……思わず微笑んでしまう、みんなに教えたくなる隠し機能をこそっと先出しで紹介します。


これが「ラビュー」です。かわいい! 車体に風景を映し込んで「景色と一体になる」デザイン。ちなみに奥は2019年現在の特急「レッドアロー号」の復刻デザイン塗装バージョン

 ヘッドライトに注目してください(編注:ヘッドライトは丸いドームの前面窓の上部にあります)。大きなLEDのまわりに小さなLEDの粒が配置されています。ちなみにヘッドライトは昼間でも点灯されます。電車のヘッドライトには、前方を照らす機能だけではなく、進行方向を示す役割もあります。クルマで言うところの「デイライト」ですね。

advertisement

周囲のLEDの上半分だけ点灯すると……あ、あれ? 笑ってる!?!?

赤色のテールランプを点灯すると……ぽっ。照れて恥ずかしがってしまいました(笑)

 以上、電車が笑って、照れるという隠し機能でした。運行前に報道公開するなんて、隠してないじゃん……(笑)。

 こちら、西武鉄道社員の間では「スマイルモード」と呼ばれているそうです。通常の運行時には使われず、「車両基地公開イベントなどで表示されるかもしれない」とのこと。だから隠し機能なんですね。


中央のヘッドライトだけを点灯すると猫の目に見えます

 西武鉄道は通勤電車30000系に「スマイルトレイン」と愛称を付けるなど、「スマイル」をキーワードとしたプロモーションを展開しています。この隠し機能もその流れを感じてしまいます。やりますね西武鉄道さん。

「新型特急車両ラビューお披露目イベント」3月3日、4日に開催

 2019年3月3日と4日に西武球場前駅で「新型特急車両ラビューお披露目イベント」として、一般向けの車両内覧会・撮影会が行われます。

 参加費は無料。スマホアプリ「西武線アプリ」で事前に先着順で配付する「電子入場券」で参加できます。スマイルモード、見られるといいですね。

杉山淳一(すぎやま・じゅんいち)

乗り鉄。書き鉄。1967年東京都生まれ。年齢=鉄道趣味歴。信州大学経済学部卒。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。出版社アスキーにてPC雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年よりフリーライター。IT・ゲーム系ライターを経て、現在は鉄道分野で活動。鉄旅オブザイヤー選考委員。ITmedia ビジネスオンラインで「週刊鉄道経済」連載。著書に『(ゲームソフト)A列車で行こうシリーズ公式ガイドブック(KADOKAWA)』『ぼくは乗り鉄、おでかけ日和。(幻冬舎)』『列車ダイヤから鉄道を楽しむ方法(河出書房新社)』など。公式サイト「OFFICE THREE TREES」ブログ:「すぎやまの日々」「汽車旅のしおり」。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに……衝撃の経過報告に大反響 2024年に読まれた生き物記事トップ5
  2. ryuchellさん姉、母が亡くなったと報告 2024年春に病気発覚 「ママの向かった場所には世界一会いたかった人がいる」
  3. 【ハードオフ】2750円のジャンク品を持ち帰ったら…… まさかの展開に驚がく「これがジャンクの醍醐味のひとつ」
  4. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  5. 「どういうことなの!?」 ハードオフで13万円で売っていたまさかの“希少品”に反響「すげえ値段ついてるなあ」 
  6. 「脳がバグる」 ←昼間の夫婦の姿 夜の夫婦の姿→ あまりの激変ぶりと騙される姿に「三度見くらいした……」「まさか」
  7. 「衝撃すぎ」 NHK紅白歌合戦に41年ぶり出演のグループ→歌唱シーンに若年層から驚きの声 「てっきり……」
  8. 知らない番号から電話→AIに応対させたら…… 通話相手も驚がくした最新技術に「ほんとこれ便利」「ちょっと可愛くて草」
  9. 【今日の難読漢字】「手水」←何と読む?
  10. 「見間違いかと思った」 紅白歌合戦「ディズニー企画」で起きた“衝撃シーン”に騒然「笑った」「腹痛い」