起きたら昼過ぎ、何もしないで終わる……　つい休みを無駄にしてしまうあるある漫画に共感集まる

　つい休みを無駄に過ごしてしまう人の休日を描いた漫画『休みを無駄にしてしまう人』が「こんなに共感できるマンガ初めて出会った」と話題です。作者はフェルミ研究所（@denran1031）さんです。

　休日は朝から掃除して、外出の予定も入れて、と金曜の夜に意気込む主人公。でも翌日起きたらもう昼過ぎ。Twitterを見て、インスタントラーメンを食べて、また寝てしまいます。一度だるだるモードになると着替えるのもシャワーを浴びるのもダルい！

　起きると夕方で、寝すぎて頭も痛い。なんとかココイチに出かけるも、帰り道に夕日を見ながら「この美しい夕日を俺に見る資格があるのだろうか」と1日を無駄にしたと悔いるのです。

　ここから巻き返すべく、何かしようと思い立って、友達に連絡するもすでに予定ありで断られてしまいます。映画を見ようとネットで空席状況を確認するもほぼ満席。結局、コンビニでお菓子を買い、Netflixを見て1日が終了。

　夜になっても昼間に寝すぎて眠れず、夜中に携帯をいじってしまいます。そして起きたら14時。それでも、「リア充に俺はなるんだっ!!」と、今日こそは外出すると誓う主人公。なんとかスタバに行くも、狭くて混んでいて疲れてしまい、自宅に帰ります。

　結局、楽な格好でいいし、お金も使わないし、人に気を遣わなくていい……家が一番楽だという結果に落ち着きます。ここまで来たらダラケまくってやる！　と心に決めます。本当は最高なのに「無駄」だと思うからダメなのであって、無駄かどうかは自分で決める！　と決心する主人公なのでした。

　次の休みはこれをやるぞ！　と意気込むのに、結局、グダグダしてしまった……なんだか無駄に過ごしている気がするし、SNSでみんなの楽しそうな姿を見ると取り残されたような気分になってしまったり……。でも、楽しいことや心や体が休まることも人それぞれなのだから、自分がのんびりできる時間の過ごし方をできれば、それでいいんですよね。休日は好きなことして休もう～！

　この漫画の読者からは「同士がいて安心したわ」「こんなに共感出来るマンガ初めて出会った…」「なんで僕の生活を知ってるんですか？」「無駄かどうかは俺が決めるって本当にその通り。食っちゃ寝で1日終わるような休日でも自分は最高だったりするからね」「1人は楽だけど、ふとした時に感じる莫大な虚しさと凄い劣等感はなんなんでしょうね…それさえなくせれば、ずっと1人で良いのに」など共感した人たちからのコメントが集まっています。

　フェルミ研究所さんはTwitterで漫画を公開している他、YouTubeチャンネルに漫画の動画版を投稿しています。

休みを無駄にしてしまう人

画像提供：フェルミ研究所（@denran1031）さん