最大300馬力、5秒足らずで時速100キロ!? BMW、コンパクトカー「ミニ」新型ハイパフォーマンスモデルを発表、価格は615万円(1/2 ページ)
静止状態から時速100キロまで約4.9秒とハイパフォーマンス。
BMWは2020年2月13日、コンパクトカー「MINI(ミニ)」のハイパフォーマンスモデル「MINI John Cooper Works(JCW) Clubman GP Inspired Edition」を発表しました。
MINIは英国のブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)が過去に手掛けていた小型車「Mini」をモチーフに、商標を取得したBMWが展開しているコンパクトカー。おしゃれでかわいいデザインで根強い人気を集めています。
そんなMINIですが、モータースポーツでも活躍できるハイパフォーマンスモデルもラインアップされており、2019年にはニュルブルクリンク北コースを8分以下で1周した「MINI John Cooper Works GP」(関連記事)が発表されています。
今回発表された新型ハイパフォーマンスモデルは、5ドア仕様の「MINI JCW Clubman」がベース。MINI GP専用のカラーリングが施され、サンダー・グレー・メタリックのボディ、シルバーのルーフ、チリ・レッドのミラーカバーという、落ち着いた印象を与える配色に仕上げられています。
フロントフェンダーにはシリアルナンバーが配置され、ホイールには19インチの「John Cooper Works サーキット・スポーク2トーン」を採用しています。
パワートレインには、2リッター4気筒ターボの「MINIツインパワー・ターボエンジン」と4輪駆動を採用。最大306馬力、最大トルク45.8kgf-m(450Nm)を発揮して、静止状態から時速100キロまではMINI JCW GPより速い約4.9秒で到達します。
内装はドアのシルプレートとアームレストカバーに「GP Inspired」のエンブレムがデザインされ、ラゲッジスペースとして最大1250リットルの容量を確保するなど、快適で使い勝手の良いクルマとなっています。
「MINI John Cooper Works(JCW) Clubman GP Inspired Edition」は数量限定で生産され、世界限定299台のうち120台が日本市場向けに用意されます。価格は615万円で、2020年7月ごろから順次納車が行われる予定です。
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