小室哲哉、乃木坂へ楽曲提供 6月に制作意欲のぞかせる「最後に残したい」
秋元さんとのタッグは約10年ぶり8作目。
2018年1月に芸能界を引退した小室哲哉さんが、乃木坂46の配信限定シングル「Route 246」(7月24日リリース)で作曲・編曲を手掛けたことが分かりました。なお、小室さんと乃木坂46がタッグを組むのは初となります。
小室さんが楽曲提供するのは、2018年4月に発売された「ラストアイドル」の2ndシングル収録曲「風よ吹け!」以来、2年3カ月ぶり。秋元康さんとタッグを組むのは、2010年11月に発売されたやしきたかじんさんの「その時の空」以来、約10年ぶりで、久々となる共作に秋元さんは「一度は引退した彼ですが、時々、会って食事をする度に、音楽への熱い想いは消えていないことを知りました。いろいろな事情はあるのでしょうが、何とかもう一度、小室哲哉に音楽に携わる機会を持って欲しいと思いました」と小室さんの変わらない音楽への熱量を感じとったことを伝えています。
同じく小室さんも「ここ数年ゼロからアートを学び、改めて概念、すなわちコンセプトを持った創造物の貴重さを感じています」と第一線を退いたことで実感することもあった様子。“友情”がコンセプトとなっている楽曲については、「友人の期待に応えたい一心で今作を作りました。一貫した、らしさは表現されているのでは?と感じています」と秋元さんとの関係性をうかがわせるコメントもしています。
なお、6月に出演したラジオ番組「TOKYO SPEAKEASY」(TOKYO FM)で、秋元さんから楽曲のオファーがあったことを明かしていた小室さん。引退会見時には、自発的な音楽活動を退くことを発表していましたが、世界が目まぐるしく変化していく中で心境の変化があったらしく「何か最後に残したいなという気持ちは出てきた」「オンラインの中で生きる曲を一曲残してみたい」と抱負を明かしていました(関連記事)。
齋藤飛鳥さんがセンターを務める今回の新曲は、7月22日放送の「乃木坂46のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で初オンエア予定。24日放送の「MUSIC STATION 3時間半スペシャル」(テレビ朝日系)でパフォーマンス初披露となる予定です。
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