「何か最後に残したい」 小室哲哉、2年4カ月ぶりにメディア出演 楽曲制作に意欲
「オンラインの中で生きる曲を一曲残してみたい」と小室さん。
2018年1月に芸能界引退を表明した音楽プロデューサーの小室哲哉さんが、6月11日放送のラジオ番組「TOKYO SPEAKEASY」(TOKYO FM)にゲストとして登場。2年4カ月ぶりのメディア出演で、引退後の生活や楽曲制作への思いについてトークを繰り広げました。
友人で音楽プロデューサーの秋元康さんが同番組のプロデュースを担当していることから声を掛けられ、同番組に出演した小室さん。引退後の生活について、「鍵盤やピアノも触ってもいなかった」など音楽から離れていたことを回顧。2019年になってからはアートや建築に音楽をつけることに興味が沸いてきたとしつつも、ピアノを弾く程度で作曲はしていなかったと明かしました。
その後、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が世界を席巻し始める直前に、友人であるエイベックスの松浦勝人会長からスタジオに遊びに来るよう誘われたという小室さん。実際にスタジオへ足を運び、そこに居合わせた人たちの前で戯れにシンセサイザーを弾いたとき、「僕の勝手な感覚だけど小室哲哉がシンセ弾いてるっていうのを背中に感じて(笑)。あー楽しいなぁ、意外とみたいな感じで」と高揚したエピソードも明かしました。
これと同時期に秋元さんから作曲のオファーがあり、2年以上ぶりに作曲に取り掛かるも「3曲作って、3曲ともダメ」とNGを出されたそう。これまでのキャリアでも「僕基本1回も一発OKってない」と明かしながら、「最初は1人にいいですねって言われるためにやっていたので。ほとんどというよりは、全曲そうだと思う」と自身のポリシーを語りました。
引退会見時、もう曲は作らないと明言していたことには「本当に思ってたけどね。創作意欲ともまた違うかもしれない」とコメント。「オリンピック・パラリンピックが無事成功して、ちょっと日本が落ち着いて、それから何か考えようかなという風にボヤっと思っていた」と自身の胸の内を吐露しつつ、「それが全部早回しになっていった時期だったので、ちょっと僕の気持ちもガラッと変わったかもしれない。このままのんびりしている場合じゃないかなって」と心境の変化があったことを明かしています。
今後の楽曲制作について、小室さんは「J-POPじゃないかもしれないし、普通の曲じゃないかもしれないけど、何か最後に残したいなという気持ちは出てきた」とイメージを語り、「一言で言っちゃうとオンライン。オフラインじゃなくてオンラインの中で生きる曲を一曲残してみたい」と抱負を説明。既に何かが決まっているというわけではないとしつつも、「レコーディングっていうのはやっぱり楽しいんだなって」と曲作りの楽しさを再確認した様子でした。
なお、最近好きなアーティストを聞かれると、「King Gnuとかすごい好き。シンセの音が結構出ている。そこらへんがちょっと懐かしい感じで」と絶賛。さらに、音楽業界がオンラインの時代に移行していることに、「1000万、2000万人の人がドカッていいねって言ってくれるのはいい時代」とし、前述のようにオンラインで存在感のある楽曲の制作意欲があることをあらためて語りました。
この放送で同じくゲストとして出演していた古市憲寿さんは、「復帰宣言じゃないですか!」とツッコミを入れるも、小室さんは「復帰宣言じゃない……」と否定。「復帰するのは勇気がいるし、批判もあるだろうし、簡単に“はい”というわけにはいかないと思う。メディアに出ていくのは、年齢も年齢だし全く(可能性は)ゼロ。でも楽曲は、若干違うのかなって心のどこかでは思っているかもしれない」と現在の心境を明かしていました。
番組終盤では、秋元さんから「もう復帰しましょうよ」と連絡が来たことを知らせると、小室さんは「秋元ちゃんのダメ出しが終わらない限り復帰はできないよ! 永遠にダメ出しが続くかもしれない(笑)」と笑って締めくくっていました。
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