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6歳の少年が目指した「完乗」ドリーム 「こうして私は“全線完乗”した」 苦節50年、漢乗り鉄涙の記録(1/5 ページ)

6歳の少年が目指し、50年かけてついに達成した鉄道旅客路線「完乗」。どんな思いでその夢を追い続け、そして到達したのでしょう。感動物語です。

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 「完乗は桜咲く誕生日に」。そう決めて、あれから1年。

 2021年4月8日。近鉄吉野線の特急「さくらライナー」で終点の近鉄吉野駅に到着。これで私は「日本の旅客鉄道路線の全て」に乗車しました。


大阪阿部野橋駅から近鉄特急「さくらライナー」に乗車

展望スペースからの景色。吉野駅が見えてきた。完乗目前

吉野駅到着。2021年4月8日、これで日本の鉄道旅客路線「全線完乗」を達成! しかし桜は散っていた……今年(2021年)は開花が早かった

どうしても桜を見たかったので、バスを乗り継ぎハイキングコースで奥千本へ。満開散り始めだったが「桜咲く誕生日に」も達成

 本連載「月刊乗り鉄話題」では時々、旬の乗り鉄話題と絡めて個人的な旅の様子もレポートしておりました。

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 個人的な理由とは「日本の旅客鉄道路線に全部乗る」という目標でした。上記各回の末尾に完乗率を記していました。

 2020年4月。いよいよ完乗率100%に達する旅を計画し、列車の指定席もホテルも全て予約したところで、まさかの緊急事態宣言(1度目)が発令。泣く泣く全ての予約をキャンセルして、悔しいからキャンセルしたネタでも1本書いたりもしました。

 乗り鉄の用語では「全線完乗」または「全線踏破」といいます。特に珍しいことではなく、達成された人は何人もいます。「鉄道ライターというくせに完乗してないの?」ってなものですが、今回は「完乗」に取り組んできた思い、そしてその魅力と楽しさを語っていきましょう。

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