小学6年生が将来就きたい職業、スポーツ選手が1位に 昨年からさらに人気上昇
2位は漫画家・イラストレーターでした。
クラレが今春小学校を卒業した子どもを対象に、「将来就きたい職業」のアンケート調査を実施したところ、将来就きたい職業の総合順位は、昨年に続き「スポーツ選手」が1位となりました。2位は、女の子の間で人気が急上昇した「漫画家・イラストレーター」、3位は「教員」です。
割合で見ると、「スポーツ選手」は、2021年の8.7%から1.8ポイント伸ばし、10.5%に。続く「漫画家・イラストレーター」は昨年の3.4%(6位)から、2.3ポイント伸ばして5.7%となりました。また、10位以内の定番だという人気の医療職では、「薬剤師」が8位から5位に順位を上げました。
女の子の1位は、「漫画家・イラストレーター」(9.1%)でした。調査開始以来初の1位で、昨年4位の5.5%から3.6ポイント伸ばしています。2位は昨年に続き「教員」(6.5%)、3位は昨年の1位から陥落し、「看護師」(6.2%)でした。
1位となった「漫画家・イラストレーター」のうち、イラストレーターが圧倒的1位で80.7%、漫画家が19.3%となっています。
男の子の1位も、全体と同じ「スポーツ選手」で、全職業の中で最も比率を伸ばし、昨年の16.8%から20.3%に。2位は、ゲームクリエイター、3位はエンジニアとなりました。
1位となった「スポーツ選手」のなかで競技別に順位を見ると、人気スポーツであるサッカーが37.1%(昨年44.7%)の1位、野球が29.5%(昨年23.5%)で2位にランクイン。3位には、eスポーツが2年連続で入りました(7.6%)。
アンケートは子どもの親にも行っており、男の子の親が子どもに就いてほしい職業は「公務員」が20.5%で1位、次いで9.3%で「会社員」が2位に。女の子の親も1位は「公務員」(12.6%)で、2位は看護師(12.4%)となりました。
アンケートは、2022年1月中旬~3月中旬、男の子とその親各518人、女の子とその親各629人に対し、インターネットで行っています。
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