増水した用水路の茂みから猫の鳴き声が……　懸命の捜索で救われた小さな命に「ちびっこよく頑張った！」と安堵の声

　雨で増水した用水路脇の茂みで、ひとりぼっちで鳴いている子猫を発見。あわや流されかねない状況のなか、無事に保護された小さな命に「救われて本当に良かった」「見てるだけで泣けてきました」とX（Twitter）で涙する声が上がっています。投稿は記事執筆時点で342万件表示を突破、3万8000件の“いいね”を獲得しています。

　保護したのは、16匹の愛猫たちと暮らしているXユーザーの猫野四季＊（@kgrmnk）さん。その日は朝からずっと鳴き声が聞こえていたそうで、しばらく探すもなかなか見つからず、発見したころには夕方になっていました。

　子猫は母猫とはぐれてしまったのか、炎天下の中ひとりぼっちで、さらに増水した用水路のすぐ側という危険な場所で、助けを求めて鳴き続けていたのでした。猫野四季＊さんの懸命な捜索がなければどうなっていたか……。

　「こんなに小さな子猫がいたなんて、信じられないようなところです。無事で本当に良かった」と猫野四季＊さん。子猫は元気で食欲もあり、ひと安心。年齢は推定生後3週間くらいとのことでした。

　その後は、ミルクを飲んで満足そうな表情を見せたり、よちよち歩きしたりと、あいらしい姿を披露してくれています。保護から数日後に一度体調を崩すも、すぐに動物病院で診てもらい、帰宅後には元気になったことが報告されています。

　ひとりで頑張り続けた子猫に、コメントでは「一生懸命泣き続けてくれて偉かったね！」や「黒猫ちゃんが幸せになりますように」と祈る声が寄せられ、また必死に探して保護した投稿者さんに「命を繋いでくださりありがとうございます」の声がたくさん寄せられています。

　猫野四季＊さんのX（@kgrmnk）では、子猫の成長記録が公開中です。また、お家にいる16匹の先住猫さんのうち7匹は黒猫で、今回家族になった子猫で合計8匹に。ちなみに以前には、集合してキッチンを占拠する黒猫たちの姿がかわいいと話題を呼びました（関連記事）。

画像提供：猫野四季＊（@kgrmnk）さん

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