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悪の幹部もまた乳飲み子を抱えるシングルマザー 漫画連載「育児戦隊ワンオペジャー」(3)(1/2 ページ)

正義の味方も悪の幹部も、抱える問題は同じようで……。

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 世界を守る戦隊ヒーロー「ワンオペジャー」の正体は、全員乳幼児を抱えるシングルファーザーだった! 横山了一(@yokoyama_bancho)先生のコメディ漫画、『育児戦隊ワンオペジャー』をお届けするこの連載。前回でやっと戦いと育児を両立するすべをつかみかけたワンオペジャーに、今度はヒーロー本来の困難が降りかかる……。

『育児戦隊ワンオペジャー』は、横山先生のブログでも公開。おまけ漫画付きのKindle版も無料公開中です

その3:シングルファーザー、壊滅す?

 今回のワンオペジャーは運よく育児の問題が解決したらしく、珍しく全員が出撃! ようやく本来の力で戦え……たのですが、いきなり敵のシングルマザー幹部「ヴィシュヌ」に、徹底的に打ちのめされてしまいました。子連れで戦いに赴きながらこの強さ……(第1話参照)。

 戦隊の運命ももはやこれまで……と思ったそのとき、慌てて駆けつけた怪人の連絡を受けて、ヴィシュヌの手は止まります。彼女の子「シヴァ」が、突然高熱を出して苦しんでいるというのです。

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 折悪く悪の組織では医療班が休暇中で、ヴィシュヌは泣きじゃくる我が子にうろたえるばかり。そんな彼女を見て思うところがあったのか、レッドは手を差し伸べます。

 まさかの戦隊からの計らいで、母子は合体ロボで緊急医療センターへ。シヴァの病状も大事ないと分かり、ヴィシュヌはほっと胸をなで下ろします。

 「子どもが大切なのは、戦隊も悪の組織も同じだろ……?」――レッドに優しい言葉をかけられて、頬を赤らめるヴィシュヌ。端から見ていた怪人は、「もしかして許されざる恋をしているのでは……?」と、上司の女心を感じ取るのでした。


 どういうわけかメロドラマのにおいを漂わせ始めた『育児戦隊ワンオペジャー』。恋の行方はどうなるのか、10月9日にみんなで読もう!

親心に正義も悪もない……!

作者:横山了一

1978年生まれ、北海道釧路市出身。2002年に『熱血番長鬼瓦椿』(週刊ヤングマガジン)連載デビュー。妻は漫画家の加藤マユミ(@katomayumi)。妻子との日常を描くエッセイ漫画『きょうの横山家』『出張!きょうの横山家』や、オタクが戦国時代で活躍する『戦国コミケ』など、幅広い作風で知られる。

X:@yokoyama_bancho

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