今年も放送、NHK「ゆく年くる年」　中継内で「2024年問題」に触れる（1/2 ページ）

　NHKは、毎年恒例となる年越し番組「ゆく年くる年」を2023年／2024年も放送。東京都千代田区「神田明神」を含む、主な中継地点を発表しました。

　「希望を紡ぐ 明日への歩み」をテーマに掲げる今回の放送。

　2023年は、長く続いたCOVID-19（新型コロナウイルス感染症）による制限がなくなり、皆が願った街の賑わいが戻った一方、原材料価格の高騰などさまざまな商品の値上げが相次ぎ、暮らしがよくなるのか見通せない状況が続いています。また、世界に目を向けると国際情勢はいっそう不安定になり、気候変動による災害への不安も増しています。

　今年から来年へ、それぞれの願いや希望を紡ぎ、新たな一歩を踏み出せるように……。そんな願いを込めて、北海道から九州まで全国11カ所を中継でつなぎます（生放送のため変更の場合あり）。

　キーステーションとなる東京都千代田区「神田明神」、2024年大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部ゆかりの寺とされる滋賀県大津市「石山寺」、ドライバーの人手不足などが懸念されている物流業界の「2024年問題」にちなみ東京都大田区「京浜トラックターミナル」からも中継予定。

　首藤奈知子アナウンサーと三條雅幸アナウンサーがキャスターを担当。放送は12月31日23時45分からです。