インテリアもエコ! ヒンヤリ感を味わえるベッドを見てきた国際見本市「インテリアライフスタイル」

冷却・加温機能のついた座布団やベッドなど、国際見本市「インテリアライフスタイル」ではオシャレながらも節電を意識した製品が注目されていた。

» 2011年06月02日 17時30分 公開
[山本恵太,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 国際見本市「インテリアライフスタイル」が6月1日、東京ビッグサイトで開幕した。16の国と地域から521社が、最新のインテリアデザイン製品を展示。今年は節電を意識した製品が多く見られた。

ヒンヤリと温もりを感じられる椅子やベッド

 アテックスのブースでは、暖かくしたり、冷たくしたりできる座布団や椅子、ベッドなどのコンセプトモデルが注目を集めていた。

 冷蔵庫などで使われているペルチェ方式を使って、加温・冷却する仕組み。電気は使うが、消費電力はエアコンの10分の1程度を想定しているという。送風ファン内蔵の寝具マットと比べ、静かなのも特徴だ。実際に椅子に座ってみたところ、スイッチを入れてすぐにヒンヤリ感が得られた。ブースでは、室温26.1度に対し、冷却した場合の表面温度が23.6度、加温した場合が36.3度となっていた。

 これらプロトタイプは現在開発を進めており、8月にはいずれかを製品化する予定としている。ベッドタイプの場合は、実売予想価格を3万9800円としているという。

 累計200万台を出荷した人気商品「ルルド マッサージクッション」も、さまざまなカバーデザインやサイズが展示され、新製品のマッサージチェアタイプも話題になっていた(→3万9800円のマッサージチェア登場 「ルルドマッサージクッション」が進化)。3万9800円という価格はマッサージチェア市場の中では低価格帯に位置するが、作りはしっかりしており、口コミでの人気拡大を予感させる製品になっていた。

ワッフル? いいえ、餅だからモッフルです

 実演が人気だったのは三栄コーポレーションの「モッフル(Moffle)」。市販の切り餅を使ってワッフルのような焼き菓子を作ることができる。黒ゴマやきな粉をつければ新食感のスイーツだ。もちろん通常のワッフルを焼くこともでき、トーストやホットサンドなど、モッフルメーカーを使ったさまざまな活用方法を紹介していた。

新色のブルーを投入する

 三栄のブースでは「モスキートバスター」という名前通りの電気蚊取り器も展示していた。KINCHOとのコラボ商品で、蚊取り器とは思えないオシャレな外観だ。今年は節電で窓を開ける機会が増えると予想されるため、注目も集まっているという。

石の魅力を伝えるスピーカーや近未来的なデジタルフォトフレーム

 「御影石の魅力をもっと多くの人に教えたい」と有志のデザイナーが作った「AZIS」製品シリーズの数々。スピーカー上で浮いているを丸い石は職人の手作業で作られた(写真中央)。完璧な丸ではない石球が気持ちの良い響きを作るという。スマートフォンやiPad用のスタンドも展示されていた。

 AR.Droneで話題を呼んだパロットはオシャレなワイヤレススピーカーや近未来的なデジタルフォトフレームを展示していた。

ワイヤレススピーカー「Zikmu」(左)とフォトフレーム

 iPod、iPhoneのドッキングステーションを搭載するワイヤレススピーカー「Zikmu(ズィクム)」は、上部のフラットパネル全体から音を放射し、本体底部に低音スピーカーを内蔵することで、雑音の多い会場内でも綺麗な音を響かせていた。価格は18万9000円。

 デジタルフォトフレーム「DIA」は液晶画面と本体の間にすき間のある不思議なデザイン。通常の写真表示のほか、Googleマップで旅が楽しめるオリジナルコンテンツ「Holidays 2.0」やWebコンテンツをRSSフィードで見ることができる「FrameChannel」(日本語非対応)など、多彩な機能を搭載する。価格は6万8250円。

節電を意識した製品やおもしろ小物も

 窓際につるして太陽光で充電するLEDランプ「Madogiwa Lantern」、ソーラー充電器「ソーラーゴリラ」、ファン型ソーラー充電器「ソーラーファン」など、エコ関連製品も展示されていた。

左から、「Madogiwa Lantern」「ソーラーゴリラ」「ソーラーファン」
ファミコンのコントローラー型iPhoneケースやおもしろマウス。商談を目的としたイベントのため、クリスマス向けの小物も展示されていた

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  6. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/21/news005.jpg 藤本美貴、晩ご飯に手料理7品 多忙でも野菜とお肉たっぷりで反響 「お疲れ様です」「凄く親近感」【2024年の弁当・料理まとめ】
  10. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」