「Minecraft」に続く成功例となるか? ドット絵サンドボックスゲーム「Terraria」が面白い:日々是遊戯
インディーズゲームながら発売10日間で20万本を売り上げ、話題となったRe-Logicの「Terraria」。中毒性は「Minecraft」以上か?
中毒性は「Minecraft」以上!?
ここのところハマっているのが、Steamのサマーセール中に買った「Terraria」というインディーズPCゲーム。5月の正式リリース以来、洋ゲー好きの間ではたびたび話題にのぼっていたタイトルですが、遊んでみたところあまりにも面白く、久々に寝食を忘れるほど没頭してしまったので紹介します。
ゲーム内容はひと言で言えば「Minecraft」の2D版と言ったところ。広大なマップの中で、木を切り倒したり、地面を掘ったりしながら、自由に建物やオブジェを作って遊ぶことができる、いわゆる「サンドボックス型」と呼ばれるゲームです。
グラフィックはスーパーファミコン風のドット絵で、「Minecraft」と違ってサイドビュー視点を取り入れている点が大きな特徴。またモンスターと戦ってレアアイテムを集めたり、手に入れた鉱石で道具をアップグレードしたりといったハック&スラッシュの要素もあり、「Minecraft」にアクションRPGの楽しさを加えたような内容となっています。
マップはランダム生成で、ゲーム開始時に「Small」、「Medium」、「Large」の3種類からサイズを選択する仕組み(「Small」でもむちゃくちゃ広いので、うっかり初プレイで「Large」を選んだりしないように!)。生成されたマップに降り立ったら、あとは基本的に何をしようがプレイヤーの自由です。斧でそこらへんの木を切って家を建てるもよし、手近な洞窟を見つけて探検してみるもよし。世界の果てにはまだ見ぬダンジョンや宝箱が存在し、地底深くにまで穴を掘り進めていけば、やがては溶岩が吹き出す地底の大空洞に行き着いたりもする。「家の地下を掘っていたら巨大な地底湖にブチ当たってしまった!」――なんてドラマチックな展開もあって、とてもランダム生成とは思えないような、驚きと変化に富んだマップも「Terraria」の大きな魅力のひとつとなっています。
地面の中にはときおり銅や鉄などの鉱石が埋まっていて、掘り出して持ち帰ることで、オノやピッケルといった道具をグレードアップすることができます。基本的に、金などのレアな鉱石は地下深くの方が見つかりやすいため、掘れば掘るほどキャラクターが強くなる仕組み。カバンがいっぱいになるまで掘ったら、いったん自宅へ戻ってアイテムを生成。邪魔なアイテムをしまったら、洞窟に戻ってまたひたすら掘り続ける――。プレイ時間の大半はこの単調な往復作業の繰り返しですが、遊んでみるとこれが何ともいえず楽しい。もちろん採掘以外にも、家を拡張したり、別のダンジョンを開拓してみたりとやることは多く、「あれもしたい、これもしたい」と悩んでいるうちにアッと言う間に時間は過ぎていきます。
海外ニュースサイトによれば、インディーズゲームにもかかわらず発売から10日間で約20万本のセールスを記録するなど、「Minecraft」に次ぐ成功例として今後語られていきそうな「Terraria」。開発者によれば本作はまだまだ開発途上とのことで、まだまだ作り込みが甘い部分もありますが、この驚異的な中毒性とワクワク感は他のゲームでは体験できないもの。価格も9.99ドルとお手頃なので、ぜひ多くの人に体験してみてほしい作品です。
関連記事
日々是遊戯:トトロもいるよ! 「Minecraft」で旅するジブリ映画の世界
「ラピュタ」や「トトロ」「千と千尋」といったジブリ作品の世界を、Minecraftで再現してしまった動画が話題を呼んでいます。日々是遊戯:ラピュタは本当にあったんだ! 「Minecraft」で再現されたラピュタがスゴい
つい先日、有料ユーザーが100万人を突破したとして話題になった「Minecraft」。そんな中、日本でも「Minecraft」にハマる人たちが現れているようです。日々是遊戯:スゴすぎ! 「Minecraft」で本物の16ビットコンピュータを再現
海外で人気のサンドボックスゲーム「Minecraft」を使って、なんと本当に動く16ビットコンピュータを作ってしまった動画がYouTubeに投稿されています。- 日々是遊戯過去記事一覧
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
菊地亜美、体調不良の原因は「赤ちゃんと同じような大きさの…」 RIZAP10キロ減から2年で襲った悲劇
「綺麗で腰抜かした」「シワ少ない!!」 67歳の研ナオコ、華やかメイク動画で披露したすっぴん姿に反響
「度肝を抜かれるってまさにこの事」 内海和子、娘の極彩ヘアカラーで常識を揺さぶられてしまう結果に
「Twitterのアカウントを乗っ取られた」 海外から不審なログイン、自分のアカウントからはじき出され……実体験漫画に反響
元「E-girls」藤井萩花、結婚から1カ月で夫・今村怜央に過去の不倫報道 顔面わしづかみで「本当にクズだった」
子猫「あったかいニャ〜」……ってそれ炊飯器ですよ! とぼけた表情で暖をとる猫ちゃんがかわいい
ゆりあんぬ、美容整形繰り返し約800万円つぎ込む 母・内海和子とは何度も殴り合いに「拳で戦いました」
ロボット掃除機を乗りこなす子犬、向かった先には…… ワンコの真顔がシュールでかわいい
Twitter、クリエイターに金銭を支援できる「SUPER FOLLOWS(スーパーフォロー)」発表 支援者向け特典機能も実装
【なんて読む?】今日の難読漢字「覿面」
先週の総合アクセスTOP10
- 鳥取砂丘から古い「ファンタグレープ」の空き缶が出土 → 情報を募った結果とても貴重なものと判明 ファンタ公式も反応
- 「モンストのせいで彼氏と別れました」→ 運営からの回答が“神対応”と反響 思いやりに満ちた言葉に「強く生きようと思う」と前向きに
- 「この抜き型、何ですか……?」 家で見つけた“謎のディズニーグッズ”にさまざまな推察、そして意外な正体が判明
- 人間に助けを求めてきた母犬、外を探すと…… びしょ濡れになったうまれたての子犬たちを保護
- 幼なじみと5年ぶりに再会したら…… 陸上選手から人間ではない何かに変わっていく姿を見てしまう漫画が切ない
- ブルボンの“公式擬人化”ついにラスト「ホワイトロリータ」公開 イメージ通り過ぎて満点のデザイン
- 「幸せな風景すぎて涙出ました」 じいちゃんの台車に乗って散歩するワンコのほのぼのとした関係に癒やされる
- 「遺伝ってすごい」「足長っ!」 仲村トオルの“美人娘”ミオがデビュー、両親譲りのスタイルに驚きの声
- 猫「飼い主、大丈夫か……?」 毎日の“お風呂の見守り”を欠かさない3匹の猫ちゃんたちがかわいい
- 天才科学者2人が最強最高のロボを作成するが…… 高性能過ぎて2人の秘密がバラされちゃう漫画に頬が緩む
先月の総合アクセスTOP10
- 「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
- 安達祐実、グレー髪への“勘違い指摘”に「白髪は悲しくないですよ」と切り返し 加齢の考え方が称賛を呼ぶ
- 「これは妙案」「明日の朝はこれ」 “レジ袋1枚”でできるフロントガラス解氷テクに目からウロコ
- 嫌がらせ急ブレーキで追突 トラクターの進路を妨害した「あおり運転」ベンツ、ぶつけられたと運転手がブチギレ
- “東大王”鈴木光が『CanCam』デビュー “美しすぎる東大生”の新たな一面
- 柴犬たちが追いかけっこしていたら…… ワンコの“突然の裏切り”に「声出して笑った」「4コマみたい」の声
- 元「うたのおにいさん」今井ゆうぞうさんが脳内出血で急逝 生前最後のブログには“目の異常な充血”
- 「虚無僧」「言質」「古刹」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
- 保護した子ネコに「寂しくないように」とあげたヌイグルミ お留守番後に見せた子ネコの姿に涙が出る
- 「えっ!? おきゃくさまっ!」 スターバックスでやけに長いレシートに遭遇 店員さんのテンションがすごかったエッセイ漫画