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» 2011年11月21日 13時48分 公開

「iPhoneは楽器です」――iPhoneとGarageBandで「僕はビートルズ」になってみよう (3/4)

[松尾公也,ITmedia]

ポール愛用のバイオリンベースを弾く

 ベースはSmart Bassを使います。デフォルトで出てくる音色が、ポール・マッカートニー愛用のバイオリンベース。音色名はLiverpool。ビートルズのベースはこれだけでいいはずです。音色もポールのものっぽいので。

 この曲のベースはいろいろと複雑なことをやっているのですが、横着してAUTOPLAYの1番を使いましょう。Smart Keyboardのピアノと同じように、コードを順番に押していきます。

画像 横着してAUTOPLAYで

 F-E-D-Cと下がるところだけはマニュアルにして弾いたほうが楽かも。Chords→Notesにして、Scaleを「なし」にすると、バイオリンベースの画面になるので、ベースを弾いているつもりで弦を押さえます。押さえるだけで音が出るので本物のベースより楽ですよ。


画像 Chords→Notes
画像 本物のベースより楽ちん

チョーキング付きギターソロもGarageBandで

 さて、いよいよラスト。本命のギターソロです。実はこれをやりたいがためにこの曲を選んだのでした。音源としては、Smart Guitarから、Hard Rockを選びます。たぶんGibson SGっぽい音です。十分にドライブがかかっているので、このままのトーンでいけます。

 ギターソロを弾くモードにするには、ベースと同じ要領で、Chords→Notesにしますが、その後でScale(スケール)を「メジャーペンタトニック」にします。Scaleというのは、決まった音階以外の音が出ないようにする機能。間違った音を弾かずにすむので、ソロには便利なのです。また、画面サイズのせいで、Scale「なし」だと9フレットが最高音になるのですが、「メジャーペンタトニック」にすると、20フレットまで使えるので、Let It Beのギターソロには最適、というわけなのです。


画像 Scaleを選択
画像 メジャーペンタトニックに
画像 20フレットまで使える

 ここはほぼジョージ・ハリスンのソロの真似をしていますが、自由に弾いても、それなりに聴こえるのが、スケール機能の素敵なところ。あと、クオンタイズをかけるのを忘れないように。ところどころチョーキングを入れるとそれっぽくなりますよ。

ミックスダウンしてiTunesへ

 後は、それぞれのトラックのバランスをとって、リバーブの量を調整したり、パンポットで左右のどちらに音を置くか設定したりします。決まったら、iTunesに書き出します。

画像 iTunesに書き出そう

 Macユーザーの場合は、GarageBand形式で保存すると、Mac版GarageBandやLogicでの読み込みが可能。オーディオデータの書き出しはAAC、AIFFのどちらでもOKです。AIFFにすると、そのままiPhoneのGarageBandで読み込みができるので、トラック数を事実上増やすことも可能です。

 iTunesに書き出したオーディオファイルは、パソコンに保存し直して、動画に組み込んで編集したり、iPodやiPhoneで聞くことができます。

 試しに、この方法でレコーディングしたものを、その途中経過を流し撮りした動画とともに掲載してあります。


 また、ピアノやベースを手弾きしたり、トラックを仮想的に増やしたりするTipsを使って、これよりもちょっと手のかかる方法で作ったものを、YouTubeに投稿してあります。こちらのほうがちょっと前に作ったのですが。


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