皮アリ皮ナシ、どっちがお好き? ウワサの「自販機りんご」を食べてみた
これからはコーヒーのかわりにりんごを! 都営三田線水道橋駅に新しく設置された、りんごの自動販売機を試してみた。
僕がよく利用している、都営三田線水道橋駅に、4月1日から「りんごの自動販売機」が設置されたらしい。(関連記事:ちょうどシャキシャキのが食べたかったんだよね〜 水道橋駅に「りんごの自販機」登場)
りんごの自販機! そういえば、自販機でシャキシャキの果物が買えたらいいなと前々から思っていた。ジュースやコーヒーのかわりに、フレッシュなリンゴを摂るようにすれば僕の食生活も少しは健康的になりそうだ。
というわけで、どんな感じなのか見に行ってきました。ホントに自販機でシャキシャキのリンゴが買えるの?
ホントにあった! りんご自販機
りんごの自販機が設置されているのは、都営三田線水道橋駅のB2Fホーム。一体どんなふうに置かれてるんだろう、と思いながらホームを進んでいくと……あった!
りんご自販機は三田線ホームの中ごろにあった。まだ4月1日に設置されたばかりとあって、通りすがりの高校生が「こんなのあったっけ?」「すげぇ!」などとストレートな感想を言い合っている。
販売されているのは、皮むきタイプと皮付きタイプの2種類。価格はどちらも190円で、1/8にカットされたりんごが4切れずつ入っている。つまり、190円でりんご半個分。スーパーなどで買うよりは割高で、ライバルはコンビニのカットフルーツといったところかもしれない。
買うときはお金を入れ、右側のパネルで番号を選ぶ。上から出てきたテーブルがりんごをキャッチし、取り出し口へと運ぶ。
取り出し口に手を入れ、袋を手にとってみるとひんやり冷たい。せっかくなので皮むき、皮付き両方購入。380円。さて、見た感じはシャキシャキっぽいが、果たして味の方はいかに?
ホントにシャキシャキ!
ホントはその場で食べたかったが、みんなの感想も聞きたかったので、編集部へ持ち帰って食べることに。袋を開けて、お皿に並べていると「なんだなんだ」と人が集まってきた。
カットしてからけっこう時間が経っているはずなのに、見た目は新鮮そのもの。切り口が茶色くなっていないのは、表面をビタミンCと炭酸カルシウムでコーティングしてあるかららしい。
ドキドキしながら口へ運ぶと、「シャクッ」という元気な歯ごたえ。奥歯で噛むと、たっぷりの果汁が舌の上にじゅわっ吹き出してきた。あ、これ、おいしい! ほとんどカットしたてのようなみずみずしさ。あと、リンゴってもっと酸っぱくなかったっけ?
他の編集部員にも食べさせてみると、やっぱり「シャキシャキ!」、「甘い!」という感想が多かった。りんご好きな笹山記者によると、「ふじりんごは甘いのが特徴なんですよ」とのことだった。へー。
そんなこんなで、8切れあったりんごはアッと言う間に編集部員たちの胃の中へ。そこそこ食べ応えがあって、それでいて一袋わずか42kcalというヘルシーさも嬉しい。
お値段はちょっと高めだが、出先で手軽に新鮮なフルーツを摂取できるのは大きな魅力。今回のように家や会社へ持ち帰ってもいいし、カット済みで生ゴミも出ないため、電車を待つ間、コーヒーを飲むような感覚で食べてもいい。これがもっとあちこちに設置されていたら、食生活がちょっと変わりそうだ。
りんご自販機は、都営三田線水道橋駅のほか、東京メトロ丸ノ内線霞ヶ関駅にも昨年から設置されているそう。見かけた際にはぜひお試しあれ。
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