“リラックマ料理”の達人現る 写真アプリ「My365」で超人気のひよこさんかわいすぎて食べられない

リラックマをイメージした自作料理を毎日ひたすら作り、写真を公開しているひよこさん。かわいさがうけ、ファンが急増している。地味な煮物もひよこさんの手にかかると……す、すごい!

» 2012年05月10日 11時10分 公開
[宮本真希,ITmedia]

 その日、その日のとっておきの1枚を残していけるiPhone向け写真アプリ「My365」で、ひよこ(hiyoko555)さんは3200人以上のフォロワーを抱える人気者だ。今年の2月末頃からほとんど毎日、ゆるキャラ「リラックマ」をイメージした創作料理の写真を投稿している。カラフルで宝石箱のような作品の数々に思わず目がハートになってしまう。

画像

 例えば、地味な見た目になりがちな煮物も、ひよこさんの手にかかればこの通り。リラックマの顔が描かれた大根などが散りばめられ、しみじみと眺めたくなる。たくわんや納豆といった日々の食卓に上がるメニューもひと手間でリラックマ仕様に。盛り付けも美しく、見ていて飽きない。

画像

 リラックマ型のパンケーキ生どら焼き、リラックマ型アイスが浮かぶメロンクリームソーダなどスイーツも多い。写真を見たほかのユーザーからは「お腹も心も満たされる」「お店開いてほしいです!」などと毎回たくさんの感想が届いている。ひよこさん自身も積極的に返信しており、コメント欄はいつも大にぎわいだ。

画像 かわいすぎるメロンクリームソーダ

 「おやすみリラックマ」と題したオムライスは、「可愛くなあれと愛情を込めて作ったら、本当に可愛く思い通りに作れてとてもうれしかった」という思い出深い作品という。リラックマの形をしたご飯に、半熟卵の布団がかけられて、リラックマは口を半開きにして熟睡している。しかもとてもおいしそうだ。

 この写真がきっかけで、フォロワーは一気に3倍に増えた。My365は110万ダウンロードを突破した人気アプリだが、フォロワーは最も多い人で5000人程度。ひよこさんのフォロワーがこのままのペースで増えていけば、1番人気のユーザーになる日は近いかもしれない。

画像 食べるのがもったいない!

 リラックマがとにかく大好きなひよこさん。もともと料理が趣味だった。“リラックマ料理”に凝り始めたのは、My365を使い始めてすぐの頃、何気なく投稿したカレーの写真。リラックマ型のご飯にカレーのルーを添え、まるでリラックマが風呂に入っているように見せた。これが思いのほか好評で「私の料理でも喜んでくれる人がいるのかな?」とうれしくなった。そこで「リラックマで色々な料理をどこまでできるかやってみよう」と決心。日々作り続けるうちに「本当に楽しくなってきて、毎日の楽しみになってしまいました」と話す。

画像 頭の上にチーズの手ぬぐい。いい湯だな。

 自分が思い付いた料理を頭で想像しながら作っていて、レシピはすべてオリジナルという。こだわりは(1)なるべく安く、(2)なるべくかわいく、(3)なるべくおいしく仕上げること。かわいい料理を作ってもおいしく食べられなければ材料費がもったいない、と味にも気を使う。お金をかけ過ぎては続かないからと、普段あるものや安い材料で調理している。

 撮影に使うのはiPhoneのみ。かわいく写真を撮るために、角度や並べ方、食器などにも気を使っている。写真に文字を書き込んだりして加工する場合もあるが、料理が引き立たつよう“シンプル”を心がける。

 ひよこさんのやる気を支えているのは、ほかのユーザーからのコメントだ。「写真を見て元気が出た」「家族で楽しみにしている」などうれしかった言葉は「たくさんあり過ぎる(笑)」が、最も心に響いたのは「写真も好きだけど、私(ひよこさん)の人柄が好きって言ってもらえた時」。写真やコメントで人間性を感じ取ってもらえるなんてと、感激したと振り返る。

画像 ウインナーもこの通り

 意外にも、出来栄えに100%満足した作品はまだない。「毎日続けるモチベーションは、とにかく考えること、作ることが楽しいと思える事。楽しくないとか辛いとか思ってしまったら、きっとやめてしまうと思います」とひよこさん。リラックマへの愛と情熱はそのままに、今日も創作料理を追求する日々は続いている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/19/news150.jpg 「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
  2. /nl/articles/2411/20/news028.jpg 「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
  3. /nl/articles/2411/20/news224.jpg “ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
  4. /nl/articles/2411/19/news169.jpg 高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
  5. /nl/articles/2411/20/news031.jpg 「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
  6. /nl/articles/2411/19/news022.jpg 「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
  7. /nl/articles/2411/20/news042.jpg 「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
  8. /nl/articles/2411/20/news216.jpg “歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
  9. /nl/articles/2411/20/news041.jpg 黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
  10. /nl/articles/2411/18/news107.jpg 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた