貧相な給食写真を投稿する9歳ブロガーに禁止令 批判受けすぐに撤回:せかにゅ
まずそうな給食の写真ブログで話題になっていた9歳少女が投稿禁止を言い渡され、ネットで批判がわき上がった。
学校給食の写真をブログに投稿して人気を集めた英国の小学生マーサ・ペインさん(9)のブログに、校長が禁止を言い渡したが、批判を受けてすぐに撤回した。
マーサさんは4月末に、父親の助けを借りてブログ「NeverSeconds」を立ち上げ、通っている学校の給食の写真を点数やコメント付きでアップした。貧しい子供のためのチャリティーに寄付を募るために立ち上げたブログだったが、給食が貧相なことが話題になり、ニュースに取り上げられるようにもなった。例えば彼女が最初に投稿した給食の写真は、ピザ1切れに小さなカップケーキ1つと小さなコロッケ1つ、コーンが少々という内容だった。
マーサさんは6月14日に、「グッバイ」というエントリーを投稿。「新聞に載ったせいで」、校長から今後給食の写真を撮影してはいけないと言われたことを伝えた。この日ブログのアクセス件数は200万に達した。父親によると、この決定は地元の議会によるものという。マーサさんのブログを取り上げて、学校の給食スタッフを解雇するべきと伝える新聞もあり、それが禁止令の原因のようだ。
NeverSecondsブログには「悲しい」「不公正だ」「地方議会に苦情を申し立てた」といったコメントが寄せられ、有名なシェフで学校給食改革に取り組むジェイミー・オリバーさんはTwitterでマーサさんを支援するツイートを投稿した。
Stay strong Martha, RT this to show your support #neversecondsbit.ly/LXzJcI Jx
— Jamie Oliverさん (@jamieoliver) 6月 15, 2012
その後、地方議会のリーダー、ロディ・マキッシュ氏は、マーサさんの撮影禁止を撤回するよう上級職員に求めたとの声明を発表し、「検閲はしない」「進取的で想像力あふれる生徒によるブログNeversecondsの継続を認める」と明らかにした。給食スタッフへの不当な攻撃は認めないとしつつも、この状況はマーサさんのブログのせいではないとしている。同氏はマーサさんと父親に会うつもりだとも述べている。
マーサさんは翌15日のブログで、通常通りにブログ更新を続けることを明らかにし、支持者への感謝を述べた。チャリティーへの寄付がおよそ4万5000ポンド(およそ550万円)集まったことも報告した。
6月18日10時追記:当初「学校がブログ投稿を禁止」としていましたが、禁止の決定をしたのは議会であるため、記事を修正しました。
関連記事
- 全日本小学校ホームページ大賞:土堂小学校のWebサイトがすごいと話題に 黒板のかわいいデザイン、Twitter・Facebook活用
全日本小学校ホームページ大賞に選ばれた、広島県尾道市立土堂小学校のホームページがすごいと話題になっている。小学校らしい楽しげなデザインで、ブログやフォトアルバムといったコンテンツが充実。TwitterやFacebookも連動している。 - 35年ぶりにちょっとぜいたくな「オトナの給食」を味わってきた
森永のアイス「PARM(パルム)」のキャンペーンとして、1月21日に「PARM(パルム)オトナの給食パーティ」が開催された。幸運にも招待された20名と一緒に、ちょっとぜいたくなオトナの給食を味わってきた。 - 世界の学校給食の写真集めたサイト「School Lunch Photo Wall」
有名シェフ、ジェイミー・オリバー氏の「School Lunch Photo Wall」には、世界の学校給食の写真が投稿されています。 - 懐かしのソフトめんを家庭で 「給食大好き!ソフトめん」8月29日発売
「給食大好き!ソフトめん」は、懐かしいあの味を気軽に家庭で味わえる商品。パッケージは「ちびまる子ちゃん」のイラスト入り。 - 「FABEX2011」「デザート・スイーツ&ドリンク展」:今年はこれが来る!? スペインの新感覚ピザに萌え唐辛子
スペインからやってきた手持ちピザから茨城大学が生み出した萌え唐辛子まで、食品業界展示会で見つけたこれから「来そう」な食べ物を紹介します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
-
60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
-
「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
-
皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
-
真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
-
71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
-
新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」