発進! 「ファミコン」が本格的ロボットに ファミロボファミリー登場(非売品)任天堂未公認

誰もが知っている、国民的ゲーム機「ファミコン」で、ロボットが発売されたのを覚えていますか?

» 2013年03月25日 14時12分 公開
[種子島健吉,ITmedia]

―― 先日、二足歩行ロボットの競技大会ROBO-ONEでも活躍した二足歩行タイプのほかにも、ファミロボファミリーがそろうということで都内某所にお邪魔しています。某所といっても要するに、以前に取材させていただいた、「ロボでサバゲ!」の会場、模型塾なわけですが……。お! これが例の二足歩行タイプですね。

二名川会長 そうです。「ゼムネス」です。

画像 「ファミコンタンク研究会」会長の二名川氏(右)と副会長のノボリサカ氏(左)。ちなみに現在会員は2名。二足歩行タイプ「ゼムネス」とクローラータイプの「ファミローバー」が二名川会長の作で、多脚タイプの「ファミ・スタ」がノボリサカ副会長の作だ

二名川会長 ファミコンタンクは、任天堂の「ファミリーコンピューターロボット」の次に、1988年頃に多脚版が発売され、1990年に二足歩行版が発売されたということに僕の脳内設定ではなっていて、さらに……(長いお話しだったので割愛。詳しくは二名川会長のブログを参照ください)。それで最終的には、無改造のファミコンでもロボットやタンクを動かせる、本物のファミコンカセットや周辺機器の制作が目標です。ちなみにというか、もちろんというか、我々の活動と任天堂さんとはなんの関係もありません(笑)。

―― なるほど、そんなストーリーまで考えられているんですね。ところで、「ファミコンタンク研究会」なのに、戦車とはいえない二足歩行ロボットがあるのはなぜなんでしょうか?

ノボリサカ副会長 ゆるーい会なので、往年のゲーム機に関するロボットなら基本OKなんですよ。メガドライブロボとか、背中にセガサターンを背負ったロボとか作って参加してもらってもぜんぜんOKですし。

二名川会長 あ、でも、ちゃんとタンクから「発進」できますよ!

―― 「発進」ですか?

「ファミローバー」に「ゼムネス」が乗車。随伴(ずいはん)する多脚ロボ「ファミ・スタ」と「ファミローバー」が停止すると……

―― おお! 確かに「ファミローバー」から「ゼムネス」が発進してますね。

二名川氏 この「ゼムネス」降車モーション作成に、5時間かかりました。必殺技「2コンのいちげき」のモーションには、1週間かかっていますけど(笑)。

ROBO-ONEでも披露された、「ゼムネス」の必殺技(?)「2コンのいちげき」。もちろん、「ゼムネス」の右手にマウントされているのは、ファミリーコンピューターの2P側コントローラーだ!
画像

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