シンデレラ城を舞台にした3Dプロジェクションマッピング「ワンス・アポン・ア・タイム」5月29日スタート東京ディズニーランドの夜が変わる

世界よ、これが本当の3Dプロジェクションマッピングだ。

» 2014年05月27日 10時30分 公開
[ONETOPIディズニー,ねとらぼ]
シンデレラ城が巨大なスクリーンに!

 とうとう東京ディズニーランドが3Dプロジェクションマッピングを取り入れます。シンデレラ城を舞台とし、映像と花火、特殊効果を駆使した新たなエンターテイメント「ワンス・アポン・ア・タイム」が2014年5月29日にスタートします。

 ワンス・アポン・ア・タイムは、東京ディズニーランドのシンボル、シンデレラ城を舞台とした3Dプロジェクションマッピング。誰もが一度は目にしたことがあるあのお城に、ディズニーの映像が効果的に映し出されるショーです。早速ですが、まずは写真をご覧ください。これが、ディズニーが作り出した最高の3Dプロジェクションマッピングショーです!


レーザーと映像で、シンデレラ城が表情を変えます
ビッグベンに変身。ピーター・パンの1シーンへ
「アナと雪の女王」からエルサとオラフも登場します

 シンデレラ城という目の前の大きな「スクリーン」に映し出されるのは、ディズニーの名作「シンデレラ」「不思議の国のアリス」「ピーター・パン」そして「美女と野獣」など。いま話題の「アナと雪の女王」からエルサもちょっとだけ登場します。20台のプロジェクターから投射される映像だけでなく、パイロと呼ばれる特殊な花火をフル活用。映像と音楽とシンクロし、目と耳で楽しめるショーです。

 一足先にプレス向けに公開されたときには、エリア全体からため息が漏れるほどでした。当日はあいにくの雨でしたが、雨に当たるレーザーがとても印象的で、雨の日のほうがきれいかも? と思う内容。写真だけでもスゴさが伝わりますが、やっぱり実際に体験すると印象が変わりますよ。

動画が取得できませんでした
CMもとても感動的。みんなこんな顔になっちゃいますよ

実はディズニーは3Dプロジェクションマッピングの「老舗」

 3Dプロジェクションマッピングはここ最近、かなりメジャーになりました。古くはアーティストのライブ会場などで使われてきた演出手法で、各地のイベントでも開催されているようです。しかし……そのほとんどが建物を単なる巨大スクリーンとしてしか扱ってないものがほとんど。映像も建物に愛のないものが多く、崩れる、ボコボコとブロックが出たり引っ込んだりする、ぐるぐる回ったりするだけで、3Dプロジェクションマッピングが単なる「目的」になっているものが多かったように思います。

 実はディズニーは、2011年には3Dプロジェクションマッピングを取り入れたショーを行っていました。しかも、ソーシャルメディアを取り込み、その日に撮影された写真を使って毎回異なる映像を映すというもので、3Dプロジェクションマッピングが「手段」として使われていました(参考:あなたの知らないディズニー駄話:シンデレラ城を舞台にしたソーシャルメディアフル活用のショーがすご過ぎる!)。

2011年にウォルト・ディズニー・ワールドで行われてたショー「The Magic, the Memories and You!」

 それから3年。やっと3Dプロジェクションマッピングが東京にやってきました。東京ディズニーリゾートはこれをあえて「キャッスルプロジェクション」と銘打ってるあたりに、いままでと違うものを見せるという自信が見え隠れします。

こんなシンデレラ城、見たことない!

 このショーでは、光るペンダントやiPhoneケース、光るナノブロックなど関連グッズもたくさんリリースされています。こちらも見逃せません。

シンデレラ城のナノブロックは光ります(3800円)

 東京ディズニーランドの夜に、いままでにないストーリーが1ページ追加されます。開催は5月29日からで、1日1〜2回開催。映像に包まれるようなシンデレラ城前の中央鑑賞エリアは、抽選による座席指定券が必要です。お城の正面、やや遠目から見ると花火やレーザーの演出全体が見えるので、もし抽選に外れたとしても十分楽しめますのでご安心を。

 「もう3Dプロジェクションマッピングは飽きたよ」なんていう方にこそ、このショーはお勧めできます。ワンス・アポン・ア・タイムは思わずため息がもれるような、素晴らしいナイトエンターテイメントでしたよ。

(c)Disney



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/08/news015.jpg パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
  2. /nl/articles/2502/09/news024.jpg 海釣り中、黒猫に「ちょっと来い」と呼び出された釣り人 → 付いて行くと…… 運命のような保護から2年、飼い主に話を聞いた
  3. /nl/articles/2502/06/news012.jpg 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
  4. /nl/articles/2502/08/news091.jpg 北海道の“雪のヤバさ”が伝わる写真に460万表示の反響 衝撃的な光景に「何かの冗談でしょ?」「見たことない景色」
  5. /nl/articles/2502/09/news006.jpg 1歳赤ちゃん、大好きなおばあちゃんがサプライズ登場すると…… 涙が出そうになる反応に「ひいいい!ヤバい」「最後しゃべってない?」
  6. /nl/articles/2502/09/news052.jpg 理容師に「53歳?」と聞かれた30代男性、思い切ってイメチェンしたら…… 「おじいちゃんからパパに」「めっちゃハンサム」と大好評の16万いいね
  7. /nl/articles/2502/09/news026.jpg スーパーで売れ残った瀕死のケガニを水槽に入れたら……翌日、まさかの展開 胸を打つ光景に「鳥肌立った」「泣きそう」
  8. /nl/articles/2502/09/news037.jpg 着陸する戦闘機を撮ったはずが…… タイミングが絶妙すぎる1枚に「一部の専門家には貴重な一枚」 投稿者に話を聞いた
  9. /nl/articles/2502/08/news018.jpg 92歳じいちゃんに、生後3カ月の赤ちゃん柴犬を会わせたら…… 家族みんな涙を流して大爆笑の展開に「どっちも可愛い」「いいなーww」
  10. /nl/articles/2502/09/news025.jpg 92歳おばあちゃん、朝食とその後をのぞくと…… 「すごすぎる」「度肝を抜かれました」日課に驚きの声
先週の総合アクセスTOP10
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議