ランニングイベントが最寄り駅「青海」を「青梅」と誤植 当日青梅駅に行ってしまう参加者が100人弱発生

カラーパウダーを浴びながら走るイベント「COLOR ME RAD TOKYO」で配布物に誤植が発生。誤植によりイベントに遅刻・不参加となった人への対応も検討中とのこと。

» 2014年09月24日 19時30分 公開
[黒木 貴啓,ねとらぼ]

 9月23日に「海の森」(東京都江東区)で開催されたランニングイベント「COLOR ME RAD TOKYO」。会場の最寄り駅はゆりかもめ線「青海(あおみ)」駅だったが、参加者への配布パンフレットで「青梅(おうめ)」と誤植してしまったために、当日間違えてJR青梅駅(東京都青梅市)に足を運んでしまう参加者が発生したことが話題になっている

画像 確かに「青海(あおみ)」と「青梅(おうめ)」、似ているけれども

 COLOR ME RADはローソンHMVエンタテイメントが全国各地で開催する、参加者がカラーパウダーを浴びながら走るエンターテインメント要素の強いランニングイベント。誤植があったのは、東京開催の参加者に事前郵送されたパンフレット内の会場周辺地図。図は正しいものの「青海駅」の字が「青梅駅」と誤記されていた。ちなみにこの2つの駅は電車で1時間40分ほどの距離。主催側は開催前日となる22日の晩に、誤植についての謝罪と訂正文を、イベントの公式Facebookページで公開したほか、参加の代表者すべてにメールで送った。

画像 「青海駅」と「青梅駅」。直線距離にして50キロくらいある(画像はGoogle Mapsより)

 それでも当日は参加者約2万人に対し、間違えてJR青梅駅に来た人が100人弱発生してしまった。Twitterでは「(誤植について)まじ、今言われても困るんだけど。普通に青海と真逆の青梅に来ちまったんだけど。ど遅刻ですやん(笑)」など、誤植が理由でイベントに遅刻・不参加となったというツイートが確認できる。

 主催によると、当日はJR青梅駅と連携をとってホワイトボードで注意書きを掲示するなどして、青梅にきた参加者を誘導。イベントでは走る時間が9回に分かれ、青梅と間違え遅れてやってきた人には後の回に参加してもらうよう対処した。なお、1回目のスタート時間は午前10時30分、最終回は午後1時10分だった。

 そのほかTwitterでは誤植について、「告知が前日にFacebookだけって不手際にもほどがあるだろ」など主催の対応を批判する意見や、「会場までの周辺地図とか確認しないんだろうか。いきなり乗換案内でルート検索してそれだけで出かけるのか?」と参加者が間違いに気づかなかったことへの疑問の声も上がっている。

 主催側は「青梅駅へ行かれてしまったうち、多くの方が最終回に間に合って走っていただけましたが、参加をリタイアした人がいたことも把握しています。青梅駅に行かれた方には参加・不参加関わらず差額分の交通費を支払わせていただくこと、不参加となった方にはチケット代の払い戻しなどを検討中です」と今後の対応についてコメント。対応は決まり次第公式サイトで随時公開する。なお25日午前10時からこの件に関する問い合わせを受け付けるフリーダイヤル(0120-234-077)を開設する。

画像 NAVERまとめ「【青梅?青海?】COLOR ME RADで衝撃的な誤植【大混乱・反応まとめ】」


黒木貴啓


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