動物イラストを描く前にチェック! つい間違えてしまいやすい「動物の特徴まとめ」が超ためになる
ラスカルは本当にアライグマ? ラクダの指の本数、パンダの尻尾の色は?
「パンダの尻尾は何色?」「ダチョウの指は何本?」動物のちょっと迷ってしまいそうな特徴をわかりやすく解説するイラストがTwitterに投稿され、注目されています。投稿されたのは、LINEスタンプなどで多数の動物イラストを手がけるヤマモトさんが描いた、アライグマとタヌキの違い。
アライグマは、5本ハッキリと分かれた指と尻尾の輪っかが特徴的で、タヌキは足まわりの模様が大きい点が特徴です。顔の模様や姿勢の違いからも見分けることができます。
また、アライグマといえば、「あらいぐまラスカル」が有名です。ところが、どうでしょう? このイラストとラスカル、あんまり似ていないような……。実は、ラスカルはアライグマ設定でありながら、アニメ化にあたってかわいらしい色設定と造形にデフォルメされており、似ていないのは当然なのです。むしろ、レッサーパンダの方が似ているようにも見えます。
アライグマとタヌキとレッサーパンダ。なんだか違いが複雑になってきました。ラスカルのかわいさとイメージが強すぎるため、タヌキを描く時にもアライグマの特徴である尻尾の輪っかを描いてしまう人も多いようです。ちょっと調べれば違いは一目瞭然なのですが、思い込みというのはこわいですね。
さらに、ヤマモトさんは、フクロウ、パンダ、コアラ、ツル、ラクダ、アルパカなど、動物ごとについ間違ってしまう描き方と正しい描き方をイラストで紹介していました。これが超わかりやすい!
たとえば、パンダの尻尾。イラストや遊園地の乗り物では、黒い丸っこい尻尾を見かけますが、実物は白く目立たない尻尾となっているようです。
ちなみに、これらが投稿されるキッカケとなったのは、上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園の公式ウェブサイト東京ズーネットのTwitterによる投稿。
Twitterでは、動物に関するちょっとした豆知識やクイズを日々発信しており、動物好きに密かに注目されています。アライグマの写真を投稿した後、アライグマとタヌキの違いについて話題となり、ヤマモトさんのイラストがアップされたという流れでした。
その後、東京ズーネットも動物の指の本数に関する写真を投稿していました。コアラが木をつかんでいる写真では、指が2本・3本ずつ分かれている様子がハッキリと写っています。ほかにも、個人や動物園・水族館によるツイートをRTしており、「なるほど!」と楽しませてくれます。知れば知るほど、動物園・水族館に行って確かめてみたくなりますね。
(林健太)
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