「ノラガミ ARAGOTO」がイスラム教へ不適切な音声使用があったと謝罪 サントラ回収やパッケージ発売延期に
イスラム教やイスラム教信者を侮辱・冒涜する意図は決してなかったとのこと。
» 2015年12月05日 17時29分 公開
[ねとらぼ]
10月から放映中のアニメ「ノラガミ ARAGOTO」においてイスラム教に関わる音声の不適切な使用があったとして、12月5日に「ノラガミ ARAGOTO」製作委員会はイスラム教信者や作品ファンに向け謝罪文を公表しました。
問題があったのは、同作のBGMへ加工して収録していた市販の音声素材。イスラム教やイスラム教信者を侮辱・冒涜する意図は決してなかったものの、音声意味を確認しないまま収録して本編を公開したことで、イスラム教と信者へ配慮を欠く結果を招いたそうです。同委員会は「音声の本作品中の使用が、イスラム教信者の皆様及び関係する方々にご不快の念を抱かせてしまったことに対し、深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。
11月25日に発売されたサウンドトラック「TV アニメ『ノラガミ ARAGOTO』オリジナル・サウンドトラック〜野良神の音 2〜」はすでに出荷を停止し、店頭の在庫分も速やかに回収すると発表。12月18日発売予定のDVD・Blu-ray「ノラガミ ARAGOTO 1」も発売を延期して、今後改訂版をリリースします。そのほか音声を利用したものも改訂版に改める予定です。
委員会はアニメファンならびに原作者・原作ファンにも「迷惑をおかけすることを、あわせてお詫び申し上げます」と謝罪。さらに調査、対応を進め、「このような事態を二度と起こさぬため、イスラム教についての理解をより一層深め、番組内容の確認には一層の注意を払って制作してまいる所存です」としています。
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新潟日報社としても正式に謝罪した形となります。
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