玉ねぎを使ったスイーツが札幌のコンテストでグランプリに! 炒め玉ねぎの甘味とチーズムースが絶妙なバランス
玉ねぎがスイーツになるなんて。
2016年の札幌を代表するスイーツを決定するプロの洋菓子職人によるコンテスト、スイーツ王国さっぽろ「さっぽろスイーツ2016コンペティション」で、玉ねぎ入りのクッキーとチーズムースを組み合わせた「ガトー”たまねぎ”SAPPORO」がグランプリを受賞、早速試食をしてきました。
「ガトー”たまねぎ”SAPPORO」を考案したのは、札幌全日空ホテルのパティシエール・紺野直美さん。使っているのは栽培が難しく幻の玉ねぎと言われる「札幌黄」です。この札幌黄をじっくり炒めて甘味をひきだし、クッキーに練りこんで土台とトッピングに使用。本体の白い部分は北海道産チーズを使ったムースフロマージュです。
「札幌をイメージさせる洋菓子」がテーマのコンテストでこのスイーツがグランプリに選ばれた理由は、北海道が生産量全国一で札幌でも多く作られている玉ねぎを道産チーズと調和させて食べやすいスイーツに仕上げた点。札幌の雪を思わせる白くてすっきりしたデザインも好評だったそう。
早速食べてみると、甘さ控えめでやさしい味のチーズムースに、ちょっとスパイシーな玉ねぎクッキーがいいアクセントになっており、絶妙なバランスのスイーツになっています。試食の際はコーヒーと合わせましたが、白ワインなどのアルコールにも合いそうです。
「ガトー”たまねぎ”SAPPORO」は3月22日から札幌地下街オーロラタウンのさっぽろスイーツカフェで、4月からは札幌全日空ホテルで販売されます。
さっぽろスイーツでグランプリを受賞したスイーツはレシピが公開され、他の洋菓子店がアレンジを加えて販売できるというルールがあります。玉ねぎを使った今までにないスイーツ「ガトー”たまねぎ”SAPPORO」、オリジナルとアレンジバージョンを食べ比べするのも楽しそうです。
(神奈川はな)
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