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» 2016年03月18日 21時28分 公開

ボンデージを女子目線でファッションに―― クラウドファンディングで300万円以上を集めた“拘束ランジェリー”ができるまで

作者に制作秘話を聞いてみました。

[幸和あいき,ねとらぼ]

 これまでネット上で話題になった衣装といえば、「例のタートルネック」「例の競泳水着」「例の猫下着」などがあります。以前ねとらぼでも取り上げたことがあり、ご存じの方も多いのではないでしょうか。


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 さて、今年1月より、爆発的な話題となった衣装があります。

 それが、レースがたっぷりとあしらわれたエロかわランジェリー&アクセサリー「Race Limitation(レースリミテーション)」です(関連記事)。

 コミケなどでも名高いコスプレイヤーの鳴海玲音さん(@narumilain)が、クラウドファンディングを利用して立ち上げたボディアクセサリーブランド「Parfaite(パルフェット)」の目玉商品です。


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 1月23日に始まったこのクラウドファンディングでは、目標金額50万円だったところ、Twitterで話題となった結果、3月10日の期間満了時にはなんと目標金額の648%にあたる324万円を集めました。



 また、目標金額達成後に実施した、第1回目の事前通販では100着が2時間で完売。今後は4月17日に名古屋で開催されるNagoya Cosplay Exciting!でのイベント販売を予定しています。

 そこで、今回は「Parfaite」プロデューサーである鳴海玲音さんに、製作秘話を聞かせていただきました!


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―― ブランド名の「Parfaite」の名前の由来は何ですか。

鳴海さん(以下敬称略) フランス語で「最高にかわいい」という意味です。語呂が良いから選びました。最初は「Parfait(パルフェ)」という名前にしたかったのですが……。


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―― なぜ「パルフェ」にしたかったのですか。

鳴海 私が「パルフェ」というエロゲが好きだったからです(笑)。そしたら、ちょうど「Parfaite」というフランス語があって。はじめは英語で考えていたので、フランス語にこだわりはなかったのですが、フランス語にはかわいい言葉が多いので、そこでブランド名を「Parfaite」に決めました。

 ただ、結構「読めない」と言われることが多いですね。最初、ブランド名を発表した時に「Parfait」と英語だけを書いたら、ファンの方が読めなくてすぐ調べたそうなのですが、フランス語の発音がとても良くて何を言っているのか分からなかったみたいで。「読み方教えてください」と言われたこともあったりします。

―― 「Parfaite」はどのような流れでできたのでしょうか。

鳴海 昨年自分の趣味として、レースリミテーションの衣装を1週間ほどかけて、試作品として作りました。その際に、ネット上に写真をアップしたら周りの評判がとても良く、「売って欲しい」などの問い合わせをたくさん頂いたので、「じゃあ作ってみよう」ってなったんです。それにもともと、ガーターベルトなどの小物はいつか自分で作って出してみたいなと考えていました。

―― 小物を作りたかったというのは、どういう背景からなのでしょうか。

鳴海 裏方に回りたいなと、昨年くらいから何となく考えていました。何かを自分で表現するよりも、自分が作ったものを他の方に着てもらったり、撮影で使ってもらうことなどを通して、若いレイヤーさんたちが輝くためのお手伝いができたら良いなと強く感じています。


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―― 目玉商品の「レースリミテーション」のアイデアの元は。

鳴海 最初から、自分自身が好きなボンテージ風の物で着想しました。ただ、ボンテージは男性目線のいかにも女王様といった物が多いので、女の子が挑戦するには一歩引いてしまうのでなかなか難しいと思います。


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鳴海 だから、こういったセクシー系の物をフリルやリボンといった女の子が好きな物で彩れば、女の子がファッションとして楽しめる物になるのではないかな、と。

私が女性目線から、そういった物を作りたいと考えました。そのため、レースリミテーションにはレースをたっぷりと使っています。


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―― では、そのアイデアを出すために何を見ましたか。

鳴海 私はゲームやアニメが好きなので、二次元のイラスト集やネットで好きな絵師さんのイラストをかなり見ました。その中でも、もっともイメージがかき立てられたものは、みやま零さんのイラストだったりします。

―― 実際、作品はどのように作っていますか。

鳴海 レースリミテーションは知人のつてで工場と契約して作っていますが、ガーターベルトは自分で作っています。


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―― 「レースリミテーション」のアピールポイントは。

鳴海 きちんとワイヤーがあるため、胸がある方は下乳がくっきり出て、胸がない方でもきちんとホールドしてくれる作りになっています。また、サイズ展開を可能にした実は画期的な作りなのですが、アジャスターのベルトが付いていて、Gカップの方でも問題なく着用することが出来ます。


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鳴海 衣装の下に着用するパンツは、どんな物とでも相性が良いので、ご自身が持っているパンツで問題ないですよ。

―― 「レースリミテーション」が現在のデザインになるまでの苦労はありましたか。

鳴海 試作品から、デザイン自体はあまり変わっていないのですが、実際の着やすさや素材はかなり変えました。着づらい部分を変えたり、ガーターに付いているチュールが固かったため柔らかい物に変えました。レースなどの素材探しにもかなり時間かけました。


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鳴海 また、試作品だと私の胸にしか合わなかったので、サイズ展開する時にどうしたら良いのかを考えた結果、アジャスターを付ける考えに至りました。これにはかなり時間をかけました。


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―― クラウドファンディング開始時は、「レースリミテーション」の色展開は黒・白・パールピンクに加え、新色のアリスブルーのみでした。2月後半に追加リターンとして、「Maiden(乙女)」という新シリーズが発表されましたが、今後新シリーズのリリースの予定はあるのでしょうか。

鳴海 夏に向けて何パターンか考えていて、間に合えば3型を作る予定です。ガーターベルトなどを挟みつつ、3カ月おきくらいをめどに、一気に出すよりも小まめにいろいろと発表していきたいと考えています。


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―― 今後、「Parfaite」はどのような展開をしていきますか。

鳴海 やはり下着系メインで展開していきます。今後は、ガーターが付いているパンツを出したいな、と考えています。どんなものかは今後楽しみにしていてください(笑)。


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―― 「Parfaite」をどのような方に着て欲しいでしょうか。

鳴海 コスプレイヤーの方はもちろんですが、コスプレとは関係なくファッションとして楽しんで着ていただけたらうれしいです。服の上からコルセットのように着用したり、勝負下着として使ったりさまざまな楽しみ方があると思います。

―― 最後に一言お願いします。

鳴海 今後も「Parfaite」として新作をいろいろと出していくので、ぜひチェックしてください。






 自分が着るもよし、誰かにプレゼントするもよし、イラストで好きなキャラクターに着させてみるもよし、とさまざまな楽しみ方ができるボディアクセサリー「Parfaite」。

 2016年に爆誕したこのブランドの今後の展開がとても楽しみです。新たな「例の…」シリーズの幕開けを私たちは見ているのかもしれません。


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