神山健治監督の最新アニメ映画「ひるね姫」 主人公声優に“とと姉ちゃん”高畑充希

実力派監督と実力派若手女優ががっちりタッグ。

» 2016年05月17日 05時30分 公開
[モリソウイチロウねとらぼ]

 2017年公開の新作アニメ映画「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜」の主人公・森川ココネ役に、現在NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で主役を務めている女優の高畑充希さんがキャスティング。既に幾つかのシーンでアフレコを行ったそうです。

「ひるね姫」主人公キャスト 主人公の森川ココネを演じる高畑充希さん

 「ひるね姫」は、オリンピックを2日後に控えた2020年の日本が舞台。岡山に父親と2人で暮らす森川ココネは、ところかまわず昼寝をする女子高生で、あるとき彼女は、最近いつも同じ夢を見ていることに気付きます。南京錠で閉じられたドレスをまとった女の子、動くぬいぐるみ、近未来を思わせる都市に築かれた巨大建築物、そして変形ロボット……。窮屈で、でもどこか温かいその夢は、彼女の知らない家族の秘密につながっていて――。

映画「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜」特報
「ひるね姫」昼寝するココネ

「ひるね姫」ココネ駆ける

「ひるね姫」空中へ投げ出される

「ひるね姫」変形ロボット

 主人公のココネと同様、昼寝が得意(?)という高畑さん。これまでテレビアニメの声優は2度経験してきましたが、アニメ映画の声優は初体験です。アフレコについては、「表情は自分じゃないのでとても難しい」と、女優らしい苦労話も。声優としてオファーを受けたときは、うれしかった半面、「自分の声はクセが強い」と感じていることから「私でいいんだろうか」と不安に思ったそう。その上で、高畑さんは「でも、神山監督が丁寧にキャラクターを伝えてくださったので、できるだけ監督のイメージに合うように、何度でもトライしたいと思います」と意気込みを語っています。

 また、自らが担当するココネについては、「みんなが愛せる、“かわいすぎない”キャラクターで親近感があります。舞台となる岡山の風景も美しくて、行ってみたくなりました」とコメント。今年だけで方言を話す役柄をココネ含め3つも演じているという高畑さん。岡山弁で演じることについて「岡山の方が聞いても違和感がない音を目指したいです」と話しました。

 「東のエデン」「精霊の守り人」「攻殻機動隊S.A.C.」などの監督を務め、「ひるね姫」では監督と脚本を担当する神山健治さんによると、「ひるね姫」は“自分の娘に観せたい映画を作ったらどうだ”と言われたのがきっかけで生まれた作品とのこと。一体どんな作品になるのか、来年の公開が楽しみですね。

(C)2017ひるね姫製作委員会


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」