神山健治監督の最新アニメ映画「ひるね姫」 主人公声優に“とと姉ちゃん”高畑充希
実力派監督と実力派若手女優ががっちりタッグ。
2017年公開の新作アニメ映画「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜」の主人公・森川ココネ役に、現在NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で主役を務めている女優の高畑充希さんがキャスティング。既に幾つかのシーンでアフレコを行ったそうです。
「ひるね姫」は、オリンピックを2日後に控えた2020年の日本が舞台。岡山に父親と2人で暮らす森川ココネは、ところかまわず昼寝をする女子高生で、あるとき彼女は、最近いつも同じ夢を見ていることに気付きます。南京錠で閉じられたドレスをまとった女の子、動くぬいぐるみ、近未来を思わせる都市に築かれた巨大建築物、そして変形ロボット……。窮屈で、でもどこか温かいその夢は、彼女の知らない家族の秘密につながっていて――。
主人公のココネと同様、昼寝が得意(?)という高畑さん。これまでテレビアニメの声優は2度経験してきましたが、アニメ映画の声優は初体験です。アフレコについては、「表情は自分じゃないのでとても難しい」と、女優らしい苦労話も。声優としてオファーを受けたときは、うれしかった半面、「自分の声はクセが強い」と感じていることから「私でいいんだろうか」と不安に思ったそう。その上で、高畑さんは「でも、神山監督が丁寧にキャラクターを伝えてくださったので、できるだけ監督のイメージに合うように、何度でもトライしたいと思います」と意気込みを語っています。
また、自らが担当するココネについては、「みんなが愛せる、“かわいすぎない”キャラクターで親近感があります。舞台となる岡山の風景も美しくて、行ってみたくなりました」とコメント。今年だけで方言を話す役柄をココネ含め3つも演じているという高畑さん。岡山弁で演じることについて「岡山の方が聞いても違和感がない音を目指したいです」と話しました。
「東のエデン」「精霊の守り人」「攻殻機動隊S.A.C.」などの監督を務め、「ひるね姫」では監督と脚本を担当する神山健治さんによると、「ひるね姫」は“自分の娘に観せたい映画を作ったらどうだ”と言われたのがきっかけで生まれた作品とのこと。一体どんな作品になるのか、来年の公開が楽しみですね。
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メガネオフ姿も。“ごと姉ちゃん”やろうぜ。
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