ワンダーランドへようこそ! 映画公開に先立ち汐留で「アリスと時間のアート展」

6月4日から12日まで、入場無料です。

» 2016年05月26日 18時00分 公開
[城川まちねねとらぼ]

 7日1日に全国公開される映画「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」。映画公開に先立って、展示会「アリスと時間のアート展」の開催が決定しました。映画公開より一足先に、ティム・バートンが丹念に作り上げたファンタジーを堪能できそうです。

「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」のワンシーン 「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」

 前作「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年)では、圧倒的な美意識で細部まで作り込まれたセットや衣装、映像美が話題になり、アカデミー衣装デザイン賞と美術賞を受賞。続編となる同作もその世界観を引き継ぎ、進化した毒々しい美しさを帯びています。

 展示会では、この世界観に共鳴した著名人やアーティストが、物語の鍵となる「時」をテーマに制作した作品が展示されるほか、フォトロケも設置。予告編映像でも見られる「機械式時計の内部に入り込んだような居城」「ゆっくりと振れるいくつもの巨大な振り子」「空から無数に垂れ下がる金の懐中時計」「歯車でできた恐ろしげなロボット」など、狂気的な夢の中に入り込んだアリスの気分に浸れそうです。

「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」予告編

 同作はルイス・キャロル原作の「不思議の国のアリス」から13年後、19歳のアリスが再び訪れた不思議の国で冒険を繰り広げた前作から3年後の物語。22歳となったアリスがまたもや不思議の国で、過去の悲しみにとらわれてしまったマッドハッターのため、時間の番人「タイム」と戦い、大切な友人を救おうとします。

 制作のティム・バートンに加え、マッドハッター役のジョニー・デップ、アリス役のミア・ワシコウスカ、白の女王役のアン・ハサウェイ、赤の女王役のヘレナ・ボナム=カーターと、前作からおなじみの役者陣が続投。さらに新キャラクターの強敵「タイム」には、サシャ・バロン・コーエンが抜てきされています。

「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」ポスター さらに進化した映像美

 「アリスと時間のアート展」は汐留・日本テレビ2階日テレホールで6月4日から12日まで開催で、入場は無料。平日は11時から20時まで、土日は10時から20時までとなっています。

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