ややグロ注意 リアルすぎる“溶けた”ハロウィンメイクが海外で話題に

幽霊もドン引きしそう。

» 2016年10月15日 11時30分 公開
[菊次郎ねとらぼ]

 Instagramに投稿された「溶ける顔のメイク」が新しいハロウィンメイクのトレンドをつくるかも――と話題です。海外のニュースサイトなどでも紹介されるなど、一部では既に流行の兆しも。



制作過程を動画で解説

 美容ブロガーのDesi Perkinsさんは、顔の半分が溶けて頭蓋骨が丸見えになった写真をInstagramに投稿。さらに自身のYouTubeチャンネルで、このメイク過程を投稿したところ、120万回以上再生されるなど大きな注目を集めました。動画によると、皮膚が溶けたように見える部分は「3Dジェル」なるものを使っているそうです。


溶けるメイク 最初にまず骨の部分を描いていきます。この時点ではまだ立体感なし

溶けるメイク そこに3Dジェルを垂らしていく

溶けるメイク 溶けた

 3Dジェルの用途はまさしく顔への特殊メイクのためのもの。日本でも同じ商品を輸入している商社から購入することは可能ですが、まだ一般的とはいえません。中にはもっと簡単に手に入る、市販の材料で作っている人もいました。

 メイクアップアーティストのDaniさんは、ゼラチンとグリセリンと水から作った手製のジェルを使い、顔の半分がチョコレートのごとく溶けているメイクを製作しました。このお手製ジェルはその気になれば、市販のシールなどを使うよりも、はるかにリアルに傷跡などを再現できるようです。特に主要素材であるゼラチンは、お菓子作りなどでおおなじみの材料。お菓子の素材だけに、このような顔を作ったのでしょうか。



 ゼラチンを使った溶けるメイクは他にも複数投稿されており、いずれもかなり立体感のあるとろけ具合が表現できているようです。リアルすぎて思わず幽霊もドン引きしそう。




 スウェーデンのSFXのメイクアップアーティストグループが運営するサイト「ellimacs」では、顔が溶けるメイクが出来上がるるまでの工程を紹介しています。ここでも溶けた顔の部分は、ゼラチンとミルクを混ぜたものを電子レンジでチンして作成。仕上がりにこだわるプロほど、市販品より手作りを重視している様子がうかがえます。


メイクの過程を知りたい方はこちら

 日本でもゼラチンと入れ歯安定剤などを使ってリアルな傷口の皮膚感の作り方を紹介している動画があります。これまでの市販のツールや化粧品によるメイクでは物足りないという人が、ハロウィン人気の高まりとともに日本でも増えていくでしょう。近い将来、溶けた顔の人々が、ハロウィンの街角に現れるようになるかもしれません。


日本人による解説動画

(菊次郎)


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