総製作費1億2000万円! 歴代ジェームズ・ボンドの等身大フィギュアが期間限定展示、男のフェロモン漂う空間に

ショーン・コネリーからダニエル・クレイグまで。

» 2017年01月12日 20時32分 公開
[城川まちねねとらぼ]

 国内外の有名人等身大フィギュアが並ぶ「マダム・タッソー東京」に、「007」の歴代ジェームズ・ボンドが2017年2月1日から5月14日まで期間限定で登場します。それに先駆け、「バーニーズ ニューヨーク」でも展示されることに(1月21〜25日に六本木店、1月27〜30日に銀座本店で)。この空間、スパイに満ちています!

期間限定で展示されるジェームズ・ボンド等身大フィギュア  こんなに男のフェロモンあふれるフィギュアがあっただろうか

 6体の等身大フィギュアは、それぞれのジェームズ・ボンドの特徴を見事に捉えています。ジェームズ・ボンドといえば今でも思い浮かべる人の多い初代のショーン・コネリー。「女王陛下の007」1作のみの出演ではあるものの、唯一ボンドが結婚するというストーリーで強烈な印象を残しているジョージ・レーゼンビー。歴代で最長期間ボンド役を演じたロジャー・ムーア。この3体は007でおなじみの、腕を組み片方の手で銃口を上に向けた銃を持つというクラシックなポーズをとっています。

 そしてどこか影があるのが特徴的でイアン・フレミングの原作に最も近いといわれたティモシー・ダルトン。華やかでプレーボーイ要素がてんこ盛りだったピアース・ブロスナン。そして現役の、武闘派で常に傷だらけな印象のダニエル・クレイグ。これら3体はピストルは持たずに両手をゆったりと降ろしたり、片手をポケットに入れるなど、ボンドの常に余裕でエレガントなふるまいを繊細に表しています。

3代目ジェームズ・ボンドのロジャー・ムーア 歴代最長ボンドだったロジャー・ムーア(画像は007のInstagramから) 

 ディナースーツはアカデミー衣装デザイン賞受賞歴があり、1995年の「007 ゴールデンアイ」からオリジナルの衣装を担当しているリンディ・ヘミングのデザイン。一級品しか身につけないボンドだからこそ衣装は気を抜けません。20人以上のマダム・タッソー彫刻師たちが4カ月かけて制作したというこの等身大フィギュア、製作費は1体2000万円だとか。アストンマーチンが買えてしまうかも……。

ジェームズ・ボンド等身大フィギュアが期間限定で展示されるマダム・タッソー ほかにも有名人の等身大フィギュアがたくさん

The images shown depict wax figures created and owned by Madame Tussauds.


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フィギュア | 原寸大 | 007 | デザイン


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