ついにこの時が！ 大関昇進時に作成“稀勢の里関優勝横断幕”閉店1週間前に貼り出せたスーパー

思いが通じた。

[コンタケ，ねとらぼ]

　大相撲平成29年初場所で、稀勢の里関が初優勝を果たしました。横綱昇進も確実となり地元の茨城県牛久（うしく）市がお祝いムードに湧くなか、同市にあるスーパー「イズミヤ牛久店」が張り出している優勝横断幕に注目が集まっています。同店は2月1日で閉店が決まっているのですが、横断幕は稀勢の里関が大関に昇進した時に作製したものだったのです。

稀勢の里関優勝横断幕（画像提供：牛久太郎さん）

稀勢の里関（画像は日本相撲協会公式サイトより）

イズミヤ牛久店（画像はGoogleストリートビューより）

　稀勢の里関が大関に昇進したのは、2012年。それから実に12回の準優勝を果たしながらも優勝を収められず、せっかく作った横断幕を張り出せずにいました。

　それから5年。前述の通りイズミヤ牛久店は2017年2月1日に閉店が決まってしまいまい、とうとう出せずじまいか……と思われました。しかし、閉店直前にしてついに初優勝を果たしてくれたことにより、5年間眠っていた横断幕を張り出せたのです。本当に良かった。

　ただし、イズミヤ牛久店の入っているエスカード牛久ビルに話を聞いてみたところ、閉店直前にして眠っていた横断幕を出せたという事実は地元の人はほとんど知らないのではないか、とのことでした。牛久市のみなさん、ぜひ見に行ってあげてください……。

　また、同店が開店したのは30年近く前だそうで、長い歴史に幕を下ろすようです。イズミヤ牛久店のみなさん、お疲れさまでした。そして稀勢の里関、おめでとうございます。