劇場版SAOは「ソードアート・オンラインの集大成と言っても過言ではない」 完成披露試写会で松岡禎丞が宣言
作画スタッフ「寝るよりも描きたい」。
川原礫さんの同名ライトノベルを原作としたアニメ「ソードアート・オンライン」シリーズの劇場版「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」(2月18日公開)の舞台あいさつ付き完成披露試写会が1月30日に新宿バルト9で行われ、キリト役の松岡禎丞さん、アスナ役の戸松遥さんらが登壇し、初の劇場版となる作品の魅力を語りました。
同シリーズはこれまで2度テレビアニメ化され、現在はスカイダンス・メディアによるハリウッドドラマ化も進行中の人気作品。初の劇場版は川原さん書き下ろしの完全新作オリジナルストーリーで、AR(拡張現実)ウェアラブルデバイス「オーグマー」を用いて現実世界をフィールドとしたARMMO RPG「オーディナル・スケール」での物語が描かれます。
この日の舞台あいさつには、松岡さん、戸松さん、伊藤智彦監督が登壇。ソニーのクリエイティブセンターがデザインしたというオーグマーのレプリカを耳に装着し、「時代が『ソードアート・オンライン』に追いついてきたと感じますね!」(松岡)とニッコリ。
完成した同作について戸松さんは、「台本をもらったときからどんな話なのか気になってワクワクしていました。実際に見てみると、ものすごい展開が待っています」とオリジナルストーリーに太鼓判。「こういう世界が現実にくるかもしれないというワクワク感が詰まっているところ。これまでのVRとはまた一味違うARの世界観や、さまざまな人間関係など、見どころがたくさんある」と魅力を語りました。
また、松岡さんも「ソードアート・オンラインの集大成と言っても過言ではない作品」「作画の方々も“寝るよりも描きたい”というほど熱量を込められた作品」だと話し、「皆さんの心に突き刺さってもらえるとうれしい」とファンに呼び掛けました。
オーグマーが現実世界でも使用できるなら? という質問に松岡さんは「家から仕事の現場までの道のりをダンジョンにして、日常を冒険にしたい」と夢のある返答で会場を沸かせると、戸松さんは「私はアフレコのとき、全身を使って動いて演じるので、オーグマーで直接台本を目で見れるようにして、両手を自由にして演じたい」と声優ならではの視点を披露していました。
伊藤監督は最後に、「ようやくこの瞬間を迎えられるのだという気持ちでいっぱいです! 約2時間、エンドロールの最後の最後まで、しっかりとお楽しみください」と話し、舞台あいさつを締めくくりました。同日には同作の本予告も解禁され、バトルシーンの他、劇場版からの新キャラクターでARアイドルのユナ(CV:神田沙也加)のライブシーンなどが確認できます。
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