まさかのチョコ使い 2月14日に向けあるパン屋が作った「バレンタインパン」がざっくりしすぎ
重いバレンタインプレゼントをあげたくない人へ。
2月14日に向け、菓子メーカーやケーキ屋など各所が趣向を凝らしたバレンタイン商品を販売するこの時期。埼玉県行田市にあるパン屋「翠玉堂」も2月12日限定で「バレンタインパン」(200円)という惣菜パンを販売したのですが、ほかのバレンタイン商品に比べあまりにも独自路線を突っ走っていて注目を集めています。
それも、コッペパンに板チョコを一枚丸ごと挟んだだけという惣菜(そうざい)パン。パンの切れ目に、板チョコ、以上。好きな人にチョコをあげよう……どんな形や味だと喜んでくれるかな? ハート型は重いかな〜? などなどバレンタインで女子が抱える迷い、試行錯誤をバッサリ切り捨てるざっくり感です。シンプル・イズ・ベスト。
「あげる方も貰う方も、素直に喜べないパンです」とバレンタインパンの写真を翠玉堂がTwitter(@suigyokudo)に投稿したところ、そのビジュアルの衝撃から一部で話題に。さらに続けて「愛の表現が間違った結果、こんなになってしまいました」と、この板チョコの数を5枚に増やした別商品「メガバレンタインパン」(600円)の写真も投下しました。愛って難しい。
ユーザーからは意外にも「いや、けっこう嬉しいかも」「これ焼いたら美味しいやつ!」と好意的な反応が寄せられていましたが、さすが5枚重ねには「愛の暴走」「愛という名のベルリンの壁ですね」とツッコミが入っていました。
ちなみにこちらの翠玉堂、大みそかに年越しそばを挟んだ「年越しそばパン」、節分時期に豆を挟んだ「節分パン」と、もともと変わった惣菜パンを販売することで知られるお店(関連記事)。バレンタインパンもある意味期待を裏切らなかったといったところでしょうか。残念ながら12日限定販売でしたが、インスパイアを受けた女子はバレンタイン当日にマネて作ってみてもいいかもしれません。
(黒木貴啓)
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全てがチョコになる。
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