紙をくるっと丸めると光りだす 防災にも便利なスマート懐中電灯「PAPER TORCH」
小さいけれど、すごい紙!
» 2017年03月07日 10時10分 公開
[佐藤 春華,ねとらぼ]
防災やアウトドアに便利そうなオシャレな懐中電灯「PAPER TORCH(ペーパートーチ)」。デザイン処理された電子基板をプリントして作られた紙の懐中電灯です。
B5サイズほどの小さな紙(252ミリ×144ミリ)を丸めるとボタン電池から通電し、LEDが光る仕組みです。印刷には東京大学発のベンチャー企業「AgIC(エージック)」の技術が使用されています。重さは驚きの8グラム! 小さくて軽いので、持ち運びにもぴったりですね。
電気経路のバリエーションを持たせてデザインされているため、紙の巻き加減を変えるだけで簡単に光の強弱を変えることができます。また、紙の表裏を変えて巻くことで、色合いをオレンジ色の優しい光(透過光)と白色の明るい光に変化させることが可能です。
同製品は100年を超える紙の老舗企業「竹尾」、デザインオフィス「nendo」、そして「エージック」からなる3社共同のプロダクト。アイデアや試作中の製品を商品化に向けて支援する消費者参加型プラットフォーム「+Style(プラススタイル)」と、デザインオフィス「nendo(ネンド)」と共同で取り組む、デザイン特化型のIoT商品開発プラットフォーム「DoT.(Design of Things)」の第一弾として発売中です。
「PAPER TORCH(ペーパートーチ)」の価格は税別8000円。50台限定発売の予定です。
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