寝台特急「瑞風」、大勢に見送られ出発 一番列車に新婚旅行の夫婦「出会いはトワイライトエクスプレスだったのでうれしい」
車窓から山陰山陽の海を堪能する豪華列車、出発進行!
JR西日本の新たな寝台特急「TWILIGHT EXPRESS瑞風(みずかぜ)」が6月17日に運行を開始し、大阪駅と京都駅で出発式が執り行われました。車両所では多くの関係者に見送られ、京都駅に入線するときも小学生約50人がお出迎え。祝祭感に満ちあふれる中、初の乗客とともに最初の旅、 山陰下り1泊2日コースへと旅立ちました。
大阪駅の出発式典で執行役員・営業本部長の室博さんは、「風を感じる展望デッキ、 上質な車内、 素晴らしい食事、 これらを含めて、 まさに『動くホテル』だと感じています」と瑞風について。デザイン統括・インテリア監修の浦一也さんは、 「ホテルがいつのまにか走り出しているような、そして『新しいけど、 なんとなく懐かしい』印象になるよう、 インテリアもエクステリアもデザインしたかった。これが非常にうまくいったと思っています」と自ら太鼓判を押しました。
初の乗客の中には、前日に入籍して新婚旅行として瑞風のツアーに参加している夫婦も。新婦の小林あやかさん(大阪府在住)は出発前に、「もともと札幌発−大阪行の(旧)トワイライトエクスプレスで知り合い、 それがご縁で一緒に(特別運行の)トワイライトエクスプレスに乗ったりしていました。(中略)この『TWILIGHT EXPRESS 瑞風』の特別な一番列車に新婚旅行で乗れることとなり、本当にうれしく思います」と喜びを口にしました。
瑞風では大阪駅−下関駅間を京都駅経由で日本海に沿って走る「山陰コース」と、京都駅−下関駅間を瀬戸内海沿いに走る「山陽コース」などを案内。申込みは抽選式で、現在は第3期(2017年12月〜2018年2月)の予約分を受け付けています。
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デザインと物語を意識した列車「D&S列車」シリーズとして運行。
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