なんじゃこりゃぁ! 日清「夏のラ王 コク辛」の公式サイトがなぜか全てポケベル打ち
読めねえ。
日清が、夏季限定で「夏のラ王 コク辛」を販売中です。現在商品特設サイトが公開されているのですが、なぜかサイト内の文章が全て数字の羅列になっています。な、なんじゃこりゃぁ!? 何もしてないのにブラウザが壊れた!
……と思ったのですが、どうやらこの数字は“ポケベル打ち”で入力されているようです。「ポケベル」とは正式名称「無線呼び出し」または「ポケットベル」で、携帯電話が一般的に所有されるよりも前に普及した小型受信機。新しいものは文字も送信できるようになりましたが、最も普及した全盛期(1990年台中盤)は数字しか送れなかったため、「11」なら“あ”「12」なら“い”「21」なら“か”と2つの数字の組み合わせで変換する“ポケベル打ち”でメッセージのやり取りが行われました。
一体なぜ今の時代に、そしてラ王でポケベル打ちなのか。その秘密を探るべく必死に数字を変換して読み解く……などといった作業はせず、ポケベル打ちの文章を変換してくれるサイトを使って読み進めます。一部コピペできない画像になっている部分もあり苦労しましたが、一通り読み終えてみると、特に理由らしい理由は書かれていませんでした。日清コラ。
商品リリースによると、1995年〜1999年に販売した商品の復刻とのことなので、その頃にはやったポケベル打ちでサイトを作ってみたということなのかなと思います。ちなみにサイトの下部には「30歳未満の方はこちら」と書かれたボタンがあり「なんだ普通の文章で書かれているページも用意されてるじゃないかー」と押してみたら「ポケベル早見表読み方」が表示されました。自力で読めと。
いきなりのポケベル打ちで読者に面食らわせてくる「夏のラ王 コク辛」は、220円(税別)で販売中。
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幻想振動症候群。
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