YUKI、所属事務所との契約を“円満”に終了 ファンクラブは来年2月に終了へ

「YUKI本人の未来への意思」を尊重したとのこと。

[川上酒乃，ねとらぼ]

　ソニー・ミュージックアーティスツが10月1日、アーティストのYUKIさんとの契約を、9月30日に終了したことを発表しました。

ソニー・ミュージックアーティスツの発表（画像は「ソニー・ミュージックアーティスツ」公式サイトから）

　ソニー・ミュージックアーティスツの公式サイトでは、「この度、弊社はYUKIとの契約期間満了を控え協議した結果、2017年9月30日をもちまして専属マネジメント契約を終了することで合意しましたことをご報告致します」として、「1993年にJUDY AND MARYのヴォーカリストとしてデビューして以来、24年間にわたる弊社への貢献と、YUKI本人の未来への意思を尊重し、円満に契約を終了するという結論へと至りました。今後のYUKIの音楽活動も温かく見守っていただきますよう、宜しくお願い申し上げます」とのコメントを掲載されています。

　契約終了に伴い、オフィシャルファンクラブ「commune」は2018年2月28日に全てのサービスを終了予定。新規入会や継続の手続きは停止しており、ファンクラブサイトでは返金金額についての詳細が告知されています。

YUKIさん（画像はYUKI | ソニーミュージック オフィシャルサイトから）

　YUKIさんは1993年にロックバンドであるJUDY AND MARYのボーカルとしてデビューし、アニメ「るろうに剣心」のオープニングテーマでミリオンヒットした「そばかす」や「クラシック」「くじら12号」など名曲を次々と発表。2001年のJUDY AND MARY解散後はソロとして精力的に活動しており、新曲「フラッグを立てろ」は10月放送のテレビアニメ「3月のライオン」OPに起用されています。事務所との契約終了後の活動については、まだ発表されていません。

アルバム「まばたき」のジャケット（画像はAmazon.co.jpから）