新潟県って何地方? 県・市・NHK・市民に見解を聞いてみた(3/3 ページ)
取材を続けるうちに「NHKの天気予報では新潟について『関東甲信越地方』『北陸地方』と地方の呼び方を変えている場合がある」「日によって新潟を含めた『関東甲信越地方』と新潟を省いた『関東甲信地方』の天気をやることがある」との声がいくつか聞こえてきました。
あらためて新潟市の木村副市長にも聞いてみたところ「NHKの天気予報については以前から気になっていました。市長も言っている通り、新潟市は基本的には『関東甲信越地方』のように仲良くできるところとは仲良くしたいと思っているのですが、『関東甲信地方』のように仲間外れにされると少し寂しい気持ちになります……」とのこと。
この件についてNHK新潟放送局に問い合わせてみたところ、NHKでは放送エリアとして「関東甲信越」という単位があることなどから、社会的区分としては新潟県を関東甲信越地方と呼んでいることが分かりました。
ただし、気象学的区分においては新潟は北陸地方に属することとなっているとのこと。また気象庁の気象情報は「予報区」という広い範囲で発表される場合があり、新潟の場合は北陸地方予報区に含まれていることなどから、NHKの放送では気象庁などが「北陸地方」と表現していても、新潟県を分けることができる場合には、単に「新潟県」と表現しているのだそうです。ただし、新潟県を含む表現となってしまう場合には「新潟県を含む北陸地方」と呼んでいる場合も。また新潟県を含むかどうかが必ずしも明快に表現できない場合もあるとのことで、「新潟県は何地方? 問題」の弊害を少し受けているようです。
県域が広く、さまざまな県・地域との交流が深いことなどから、いろいろな地方に含められている新潟県。今回の取材では「新潟市長:仲良くしてくれるならどこの地域とでも仲良くしたい(個人見解)」「新潟県:公式区分なし」「NHK新潟放送局:関東甲信越(社会的区分)」「タクシーの運転手さん:新潟は新潟」といった回答を得ることができました。大きな分類としては「新潟は関東甲信越地方」の方がなじみがあるようです。
取材協力:新潟県/新潟市/NHK新潟放送局
(Kikka)
関連記事
- アニメ「ジョーカー・ゲーム」関東再放送のメインスポンサーが新潟市!? ガチオタ副市長とProduction I.Gが史上初の取り組み
「この番組は新潟市とご覧のスポンサーでお送りします」 - 広島県が「がん検診啓発キャンペーン」にデーモン閣下を起用しているのはなぜ? 悪魔が健康を気遣う奇策の理由を聞いてみた
悪魔が健康に気をつかう時代。 - 新潟県であまりにも「不死鳥」な雲が撮影され話題に ツーリング中に思わずバイクを停めて撮影
秋の雲がつくりあげた現象。新潟の学生さんがツーリング中、偶然撮影しました。 - 「うんち」と「うんこ」の定義に違い? 「確証のない情報」だったと新潟県立自然科学館が謝罪
「うんち」と「うんこ」の呼び方に定義がある、と解説板を掲示していた自然科学館が、確証のない情報をもとに制作していたと謝罪した。 - 攻殻機動隊 S.A.C.「タチコマ」のリアルなロボットが結婚式でお祝いスピーチ! 新郎&開発者に聞いた“タチコマの可能性”
湊さん! 湊さん! ご結婚おめでとうございます!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
-
ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
-
夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
-
ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
-
妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
-
人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
-
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
-
「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
-
160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
-
「予約しました」 サッポロ一番の袋に見せかけた“笑っちゃいそうなグッズ”が話題 「サッポロ一番味噌ラーメン好きがバレちゃう」
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
- イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
- 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
- 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
- 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
- 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
- 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた