編集者との関係は? 現地の漫画家に聞くドイツ漫画家事情(1/2 ページ)
ドイツ初の女性漫画家クリスティーナ・プラカさんを訪ねてきました。
ドイツのアニメ漫画ファンが集まるイベントに、描き手のブースが並ぶものの(関連記事)、イラストが多く漫画はあまりありません。その一方でこの種のイベントにドイツの漫画家がよく招待されているのを見かけます。ドイツ初の女性漫画家としてデビューしたクリスティーナ・プラカさんを訪ね、ドイツの漫画家事情について話を聞きました。
ドイツ初の女性漫画家
プラカさんは2002年にドイツの漫画出版社カールゼンと商業契約を結び、初の女性漫画家としてデビューした草分け的な存在です。現在までストーリー漫画を中心に作品を発表しています。漫画制作と並行してゲーテ大学(フランクフルト)で日本学を学んだ後、京都精華大学院に進学して漫画研究に携わった経歴を持つ、日本語も堪能な漫画家です。その後、2016年にフランクフルト近郊の町オッフェンバッハに漫画教室「アイ・アム・漫画家」を開き、現在は後進の育成にも力を注いでいます。
新人漫画家ブームもあったが……
2002年にプラカさんがデビューしたのは翻訳漫画を出版するカールゼンが発行する漫画雑誌「ダイスキ」。日本の漫画の翻訳が毎月読める雑誌ですが、プラカさんはオリジナル作品の連載をスタートさせました。2003年には初の単行本「プルシャン・ブルー」を発売。
2004年にはニナ・ヴェルナーさんといったドイツ人の漫画家が次々とデビューしました。プラカさんによると2006年は新人漫画家のブームで、50人くらいの漫画家が誕生。ただし、多くの漫画家の作品は通常の単行本より小さい「チビ」フォーマットだったり、短編集に参加したりといった活動にとどまっていました。そして2008年、2009年はこうしたブームが一段落。市場が飽和する一方で作品のクオリティーにも問題があったのではとプラカさんは振り返ります。
現在では、描き手はオンラインで作品を発表できることもあり、出版社の役割は新人をデビューさせることから変わりつつあるのではとプラカさんは考えています。プロの漫画家は数では少なくなったが、クオリティーは向上したそうです。
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