日本じゃゲテモノ 中国の名物料理、激臭の“臭豆腐”を中国人父と一緒に食べてみたチョーヒカルのゲテモノデート

父参戦。

» 2018年01月22日 20時00分 公開
[チョーヒカルねとらぼ]
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐

 体にリアルなペイントを施したり、漫画やイラストを描いたり、映像作品なども制作しているチョーヒカルです。毎月、嫌がるねとらぼ編集部ののとを引き連れて“ゲテモノ”の食レポをしていきます。


チョーヒカル プロフィール

1993年3月29日、東京都出身。

2016年 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科を卒業

体や物にリアルなペイントをする作品で注目され日本国内だけでなく海外でも話題になる。多数のメディア出演に加え、SamsungやAmnesty International、資生堂など企業とのコラボレーションや、国内外での個展など多岐にわたって活動している。ペイントの他にも衣服のデザイン、イラスト、立体、映像作品などを制作。衣服ブランドMelantrick Hemlight,タイツブランドtokoneとのコラボレーションや、ポスター、スマートフォン向けアプリのイラストやキャラクターグッズのデザインも行っており、自身初の漫画『ストレンジ・ファニー・ラブ』が絶賛発売中。



チョーヒカル ゲテモノ

第3回目:上海小吃(シャンハイシャオツー)

チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐


 第3回目と第4回目は、私たちが“ゲテモノ”と敬遠する食べ物を良く食べている人と一緒に食レポをして、その反応の違いを見てみたいと思います。今回訪れたのは、東京都新宿区歌舞伎町にある「上海小吃(シャンハイシャオツー)」さん。アニメ映画「千年女優」や「パプリカ」の今敏監督が足しげく通っていたことでも知られています。

 本場の上海家庭料理が食べられるとのことで、今回はその味に慣れ親しんだ父が参戦。頼もしい味方が加わった3人パーティーで中国のゲテモノに挑みたいと思います。

チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐 チョー父

 お店は、入り口からかなりディープな雰囲気を漂わせていますが、店内はさらにヤバい。入るなりものすごい勢いで「ハイ、注文は!」と聞いてきた中国人店主に「これが本場の空気か……」と圧倒されながら、今回頼んだのは「臭豆腐」。

チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐 におう……

 料理がテーブルに置かれた瞬間からあたりに立ちこめる下水のような匂い……。Wikipediaにも“糞便臭”と書かれた「臭豆腐」は、豆腐を発酵させたもので、主に中国などで良く食べられています。


チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐 くさっ!
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐

 あまりの臭さに食欲がどんどん無くなっていきましたが、食べてみると厚揚げのような食感で悪くない。匂いにさえ慣れてしまえば、むしろクセになる。始めこそ、食べ物の匂いじゃない、と脳が完全に拒否していましたが、外国人からすれば日本の納豆だって相当の“ゲテモノ”です。

 中国の人にしてみれば、立派な食材で、普段から慣れ親しんできたもの。父によると、本来の臭豆腐はもっとしょっぱくて、くさくて、灰色がかっているとのこと。初心者にしてみれば今回の“臭豆腐”は入門編としておいしくいただけましたが、父はむしろ物足りなさを感じているように見えました。ちなみに納豆のことをどう思うか聞いてみたところ、食べられなくないけど……と微妙な反応が返ってきました。

チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐

チョーのあとがき

 臭豆腐は、存在も知っていたし親も時々食べていたけど、どうしても食べようと思えないものでした。Wikipediaにまで糞便臭って明記してあるのおかしくないですか? 糞便臭って、食べ物につかう単語じゃない……。

 ともあれ、やはり広く食べられているだけあって、口に入れてしまえば食べやすい。そしてすぐに匂いにも慣れる。衝撃でした。慣れとおいしさというのは不思議なものです。ビールも納豆も、からいものも、いつからおいしくなったんだろう。

 食べる「ゲテモノ」は単純にグロテスクだったり、まずそうなものを指すらしいですが、日本には臭豆腐よりグロテスクでまずそうなものがたくさんあるなと思いました。臭豆腐、私の中では納豆と同じ位置に置かれました。


チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐
チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐

チョーヒカル ゲテモノ 臭豆腐 臭豆腐

関連キーワード

豆腐 | 中国 | 漫画


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. /nl/articles/2412/15/news011.jpg 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. /nl/articles/2412/16/news107.jpg 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. /nl/articles/2412/15/news035.jpg 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  6. /nl/articles/2412/15/news002.jpg 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. /nl/articles/2412/10/news133.jpg 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. /nl/articles/2312/15/news032.jpg 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  9. /nl/articles/2412/15/news028.jpg 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
  10. /nl/articles/2412/16/news023.jpg 父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」