「ベッドで勉強しよっか」と部屋に来た彼女は流し目で言った 「からかい上手の高木さん」第7話の“からかいポイント” (1/2)
【ネタバレあり】中学生男女で一緒に水着買いに行きたい人生だった……。
夏だ! 水着だ! 海に行ったのは3バカの方だけど! アニメ7話で繰り出された高木さんのからかいポイントを振り返ってみましょう。
その1:西片君、また少女マンガ購買を目撃される「買い物」
今回は引き続き夏休み回。日中のショッピングモールに、高木さんが水着を買いに来た時に事件は起こりました。
珍しい、高木さんが一人行動しているシーン。注目したいのは、独り言で「どんなのが好きなんだろ」とつぶやいていること。自分が着たい水着ではなく、相手が好む水着のことを考えている。
からかいもそうですが、この子「自分がそうしたいから」というよりも、「一緒にいたいから」を常に最優先に考えている。今回の水着も、もちろん自分の好みで選ぶけれども、それより先に相手のことが頭に浮かぶ。
その誰かさんが目の中に入れば……からかいますよね。
今回も少女マンガ「100%片想い」を買っていることを隠そうとしてうそをつく西片君。もう一回見られてるんだから観念しろよ。
高木さんは彼が持ちかけてきた「オレが買った本が『100%片想い』か、そうじゃないか」当てるクイズを逆手にとり、西片を水着選びに付き合わせることに勝利したのでした。タイミングを逃さず、夏のイベントを次々回収する高木さん。でも西片君にだって、ご褒美イベントでしょ?
その2:似合うって一回くらいは言ってほしいな「水着」
速攻で水着売り場に西片君は連れて行かれます。女性水着売り場って、成人男子でも落ち着かない空間。どうにもモニョモニョする。「どれがいいと思う?」という高木さんの問いに対し、「ど…どれでもいいんじゃないの…」と答えちゃう西片君、普段なら「ヘタレめ!」と責めたいところですが、今回ばかりは仕方ない。
ここでまさかの、高木さん水着試着。よく見ると、からかいだけじゃなく、高木さんなりにいろいろ考えての行動のようです。色仕掛けではない。
西片君は「どれでもいい」とはぐらかして、高木さんのことを全く見ない。気持ちは分かるけどちょっと寂しい。「どれでも」「さぁ」と言い続けている間は、高木さんも「ほー」「そっか」と後ろを向いて答えます。
似合うとかかわいいとか、言ってほしい。たった一言でいいから肯定してもらいたい。からかっている時高木さんはしれっとした顔ですが、セリフを見るに彼女なりにソワソワしているようです。
最後の最後。「じゃあこれ、どうかな。似合うと思う?」と水着を出した時、西片君はやっと彼女と水着を見て、答えます。「………うん。」
西片君はやばいやばいと焦りつつも、高木さんの気持ち、分かっていたようです。勢いで「今度一緒に泳ぎに行こうね」「うん……へ?」となった時も、否定せず素直に受け入れています。こういうところが、いい男なんですよ西片君は。
さて、水着売り場にはクラスの友達のカップル、真野ちゃんと中井君も来ていました。こっちのカップルは真野ちゃんが激しく押し押しなので、照れる中井君にわがままを言いながら水着選び中。水着試着中の高木さんは、中井君の存在に気付いてカーテンに隠れます。西片君にしか見せないってことだよ。
西片君はとっさに試着室の中に隠れていました。「女の子と水着売り場に来ている」なんて見られるわけにいかない。その様子に気付いた真野ちゃんの神ムーブ。高木さんと西片君の時間を邪魔してはいけないと、中井君を引っ張って移動。
4人ともまだ幼いのだけれども、真野ちゃんと高木さんが恋愛に関しては、男子よりカンがいいのを思い知らされる名シーン。高木さんと真野ちゃんがいろいろ気付いてフォローしあう様子は、他の回でも見られるのでチェックしてみてください。
その3:女子が! オレの部屋にくるなんて!「部屋」
家で一緒に宿題をすることになった高木さんと西片君。「高木さんがオレの部屋に……現実味がなさすぎる」
高木さんは、西片君にしてみたら「からかってくるライバル」みたいな立ち位置、だったはず。友人枠なはず。そんな毎日会ってワイワイやっている相手なのに、部屋に入ってくると途端に現実味がなくなる。
学校という空間なら並列だけれども、自分のテリトリーに入ってきたことで、高木さんという異質な存在に否が応でも「女」を感じてしまうから。
「西片の部屋ってすごく西片っぽいね。」「ほめてはないかな。」
部屋を見られるということは、内面を見られることと同義でもあります。見抜いた上なのかどうなのか高木さんは、部屋について「私は好きだけど。」と言ってくるもんだから、落ち着かない。それってつまりそういうことじゃん。
西片君が必要以上に高木さんを意識しているのが出てしまったのが、このシーン。
「ベッドで勉強しよっか」で驚愕する西片君。何を想像したんでしょう。ナニでしょうね。そら想像もするわ、中学男子だぞ。まあ高木さんが言うのはそのままの意味なんだけど。
二人が勉強したのは午前中だけ。午後から二人とも友達と遊ぶかららしい。この時間の長さの感覚、大人になると忘れがち。小中学生時代は一日が長かったなあ。ずっとべったりじゃないのが、高木さんのさじ加減なんでしょう。
二人乗り練習は継続中です。にしても見てくださいこの高木さんの、幸せそうな顔! 彼女にとって、西片君と二人乗り練習できるのは、最高に楽しい夏休みなのです。西片君は焦っているようですが、毎日律儀に来ては高木さんと仲良くやっています。
夏の太陽と自転車は、二人の一生ものの思い出です。
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