「漫画家はTwitterなんてやっている暇があるなら漫画を描け!」に対する答え――2018年に漫画を描くということ(2)(1/3 ページ)
ネットで漫画が「動く」時代。
AIの知性が人間を超える「シンギュラリティ」が訪れた後、ヒューマノイドが人間たちと同じように暮らす世界。SF漫画『AIの遺電子』には、テクノロジーによって変わった世界と、それでも変わらない人間たちの営みが描かれています。
作者である山田胡瓜(やまだきゅうり)さんに、「2018年に漫画を描くということ」をテーマに話を聞いた連載の2回目は、「漫画家の役割の変化」について。胡瓜さんは読者に漫画を届けるにあたって「どうやって魅力をネットに乗せるか」を模索しているようです。
「Twitterなんてやっている暇があるなら……」
――最近はTwitterなどのSNSを使って自ら発信する漫画家も増えました。漫画家に求められる役割が変わってきたという意識はありますか?
胡:
漫画家にはいろんな態度があると思っていて、中でも一番シンプルかつ王道なのが、「つべこべ言わずに全てのパワーを漫画に集中させろ」というもの。「Twitterなんてやっている暇があるんだったら、その時間を使って圧倒的な漫画を描け」というような考え方です。
これは確かにその通りで、自分はこういう姿勢で漫画を描いている人を尊敬します。ただ一方で、Twitter発の漫画が書籍化されてヒットしたり、ファンの気の利いた口コミがバズって認知拡大のきっかけになったりと、ネットで漫画が「動く」時代になってきたのも事実だと思うんです。自分の魅力をうまくアピールできる作家がSNSを有効活用するケースは、今後も増えていくんじゃないでしょうか。
好みの漫画が世間的にはマイナーだったりすることが多いので、出版不況の中でそういうタイプの漫画がどうやったら生き延びられるかなとか考えたりするんですが、今のところは「ネットをうまく活用する」ってのが近道なんじゃないかなと思っています。
――胡瓜さんのTwitterアカウント(@kyuukanba)では、ご自身の作品以上に(?)他の漫画家さんの作品をすすめていることが多いですね。
今は自分の作品もせっせと宣伝していますけどね。他人の漫画を宣伝するのは単純にその漫画が好きで広めたいからです。
漫画家になる以前、ITニュース記者をやっているときに痛感したことですが、頑張っていい記事を書いても、タイトルがイマイチだと全然読まれないし、気を引くタイトルになった途端すごく読まれたりするわけです。中身は一緒なのに。これと同じことが漫画でも起きてる気がするんですよね。せっかくの魅力が単行本を包むシュリンクの中に隠れてしまっていて、「届くべき読者」が知らないってケースが。
なので、そういう作品の魅力をツイートに込めて、それがバズれば、手に取る人がぐっと増えるんじゃないかなと。本当はそういうことを出版社にやってほしいなというのもあるはあるんですけどね。
雑誌離れがどんどん進むなかで、今の時代、「届く」プラットフォームってどこかなって考えると、TwitterとかYouTubeとかAmazonなんじゃないかって。
だから今、漫画家が自分でつぶやいたり、自分自身の影響力で広げていって、本来作品を買ってくれるような人に届けようとするのは、自然なことなんじゃないでしょうか。
(つづく)
ためし読み「AIの遺電子」第29話 トゥー・フィー
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
夫に「ゴミ買ったの?」と言われたハギレを並べて縫っていくと…… とんでもない完成品に「ワクワクしかない」「かわいすぎる!」
【べらぼう】“最後”のシーンに「最終回かと」「神回」 27歳俳優が「あんなに演技上手かったんだ……」と話題
新山千春の娘・もあ、高校卒業後は海外へ「ダンサーの夢に向かって」 高校最後の弁当も公開
「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
ダイソーのセルフレジが「身に覚えのない商品」を認識→“まさかの正体”に大仰天 「そんなことあるんですね」
グッズを高額転売された人気VTuber→「強すぎる」まさかの対処法が「天才か?」「めっちゃいい案」と560万表示
「お前はーーーッ!!」 マクドナルド、謎のキャラクターを“ドアップ”でネタバラシ→分かる人には分かる“顔”に「おかえりなさい!」
『ちいかわ』にミスド登場!? エンゼルクリーム売上好調か 「かなり売れてた」「みんな買っている」
【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
ウサギの帽子をかぶった赤ちゃんが5年後…… 同じ帽子で撮影した“現在の姿”に反響「成長って凄いですね!」
- 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
- 40代女性、デートに行くため“本気でメイク”したら…… 別人級の仕上がりに「すごいな」「めっちゃ乙女感出てる」
- 30年以上前の製品がかっこいい ソニーの小型ラジオのデザインが「すごい好き」「いまでも通用しそう」
- 幼くてかわいらしい兄妹が4年後…… 同じポーズで撮影した“現在の姿”に「これはあかん」「よすぎて声出ました」
- 「早く買えば良かった」 無印の1490円“本格せいろ”が690万表示の反響 「ほぼ毎日使ってる」「まっっじでいい」と感動の声
- ごはん炊き忘れた父「いいこと閃いた!」→完成した弁当に爆笑「アンタすげぇよ!」 息子「意味ねぇことすんなよ」
- 使わなくなった折りたたみ傘→切って縫うだけで…… 驚きのアイテムに変身「こうすればよかったのか!」「見事」【海外】
- 高3女子「進学を機にイメチェンしたい」→美容師に依頼すると…… 仕上がりが「すげえええ」「鳥肌立ちました」と1000万再生
- とんでもない量の糸をくれた先輩→ママがお返しに作ったのは…… 完成した“かわいいアイテム”に「絶対喜ばれるやつ!」
- 「洗濯機が壊れた!」→修理を頼む前によくよく調べてみると…… 「えぇ〜」“まさかの原因”が200万表示「何度もやりました」
- 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
- コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
- パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
- 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
- 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
- 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
- 希少性ガンで闘病中だったアイドル、死去 「言葉も発せないほどの痛み」母親が闘病生活を明かす
- “きれいな少年”が大人になったら→「なんでそうなったw」姿に驚がく 「イケメンの無駄遣い」「どっちも好きです!笑」
- ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
- 芸能界引退した「ショムニ」主演の江角マキコ、58歳の近影にネット衝撃「エグすぎた」 突然顔出しした娘とのやりとりも話題に