日本初! スヌーピーたちの世界をテーマにした「PEANUTS HOTEL」を一足先にのぞいてみたねとらぼおでかけ部(1/2 ページ)

スヌーピー好きにはたまらない!

» 2018年07月06日 11時00分 公開
[谷町邦子ねとらぼ]

 人気のキャラクター、スヌーピーが登場するコミック「ピーナッツ」。キャラのかわいらしさやユニークさ、人生哲学などが感じられるストーリーやせりふが愛されています。その世界観が楽しめるホテル「PEANUTS HOTEL(ピーナッツ ホテル)」が、神戸市中央区に8月1日グランドオープン。「日本初のスヌーピーをテーマにしたデザインホテル」のプレス内覧会に行ってきました。

JR三ノ宮阪急・阪神「神戸三宮」から徒歩7分に「PEANUTS HOTEL」がオープン
エントランスでは、早速スヌーピーがお出迎え

どうして神戸?

ドッグハウス風のデザインのエレベーター

 海と山に囲まれた神戸は、異人館や旧居留地など、レトロで情緒ある街並みが残る港町です。現在も国内外から多くの観光客が訪れる「観光都市」でもあります。どうして日本初のスヌーピーデザインホテルは、神戸にオープンしたのでしょう。

 原作者チャールズ・M・シュルツがアトリエを構えたアメリカ・サンタローザの歴史を感じさせる街並みや、自然豊かで開放的なカリフォルニアの空気感に通じるものがあり、神戸の街を選んだといいます。

3フロア全18室で、1つ1つのストーリーが展開

各階の踊り場の壁にコミックが描かれています

 客室は全部で18室。全て異なるコミックをコンセプトとしており、オブジェや照明、家具、アメニティーなど部屋全体でピーナッツの世界を楽しむことができます。またフロアごとにテーマが設定されていて、それぞれの雰囲気を感じられます。

 例えば4階のテーマは「IMAGINE(イマジン)」。自由自在なイメージの世界と、ピーナッツのベースとなるシュルツの人生哲学を表しています。41号室は、スヌーピーがタイプライターから打ち出した文章が大きなアートに。「It was a dark and stormy night. (それは暗い嵐の夜だった)」――スヌーピーが書く小説の始まりの1文が、この部屋のストーリーとなっています。

部屋のあちこちに飾られるタイプライター、重厚感のある家具やコルクボードが書斎のような雰囲気をかもし出しています
小説家スヌーピーと、ゆったりした空間で想像の羽を伸ばすことができる空間。部屋のタイプはダブル、宿泊料金は3万8000円

 宇宙をコンセプトとした42号室は、部屋の至るところに宇宙飛行士のスヌーピーが。「I did it! I'm the first beagle on the moon ! (やったぞ! ボクは月に着陸した世界最初のビーグルだ)」とスヌーピーが月面で誇らしげにしているシーンがコンセプト。

実際、スヌーピーは1968年にNASAの公式マスコットとなり、翌年には月面着陸船がスヌーピーと名付けられました
部屋のタイプはダブル、宿泊料金は3万2000円

 5階のテーマは「HAPPY」、6階のテーマは「LOVE」。ホテルの方によると「全ての部屋がおススメ。自分好みの『ピーナッツ』の部屋を楽しんでください」とのこと。お好きな世界観を選んでみるのはいかがでしょうか。

レストランやカフェにも広がるピーナッツの世界

 ピーナッツの世界観はもちろん、レストランやカフェにも広がっています。1階にはカフェスペース「PEANUTS Cafe 神戸」と「PEANUTS HOTEL」だけのオリジナルグッズを販売するショップがあります。3階にはレストラン「PEANUTS DINER 神戸」が入っており、「ピーナッツ」のキャラクターをイメージしたランチやディナーが提供されます。宿泊なし、レストランのみの利用も可能です。

「PEANUTS Cafe 神戸」
アメリカ西海岸をイメージしたカフェではドリンクやホットドッグを持ち帰りできる
ランチメニュー
ディナーメニュー

 スタッフさんによると、特におススメのメニューは地元の食材がふんだんに使われているピザとのこと。レストランで使用されている皿やグラスは、ショップで購入することができます。

 客室、カフェ、レストランなどホテルのあらゆるところでピーナッツのキャラクターやストーリーに触れられるPEANUTS HOTEL。ホテルに泊まることで、ピーナッツの世界を旅できそうです。Web予約受付開始は7月20日13時を予定しています。

※宿泊料金は税別、3階「PEANUTS DINER」での朝食含む

(C)2018 Peanuts Worldwide LLC

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/22/news018.jpg 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  2. /nl/articles/2411/22/news184.jpg 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  3. /nl/articles/2411/21/news027.jpg 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  4. /nl/articles/2411/23/news025.jpg 「大企業の本気を見た」 明治のアイスにSNSで“改善点”指摘→8カ月後まさかの展開に “神対応”の理由を聞いた
  5. /nl/articles/2411/13/news176.jpg 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. /nl/articles/2411/05/news138.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  7. /nl/articles/2411/22/news205.jpg 松田翔太、憧れ続けた“希少な英国製スポーツカー”をついに入手「14歳の僕に見せてあげたい」 過去にはフェラーリやマクラーレンも
  8. /nl/articles/2411/22/news047.jpg 「行きたすぎる」 入場無料の博物館、“宝石展を超えた宝石展”だと40万表示の反響 「寝れなくなっちゃった」【英】
  9. /nl/articles/2411/23/news031.jpg スーパーで売っていた半額のひん死カニを水槽に入れて半年後…… 愛情を感じる結末に「不覚にも泣いてしまいました」
  10. /nl/articles/2411/22/news051.jpg 自動応答だと思って公式LINEに長文を送ったら…… 恥ずかしすぎる内容と公式からの手動返信に爆笑 その後について聞いてみた
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた